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テン&シマさんの初めての質問です。ぜひ温かく迎えてあげてください。

この質問は1年以上前に投稿されたもので、情報が古くなってしまっている恐れがあります。ぜひ新しく質問してみてください。 新しく質問する

ニホンミツバチ
蜂群取り込み後の蜂箱移動について質問です

テン&シマ 活動場所:広島県
物心付いた頃、家には西洋ミツバチが居ました。 あれからウン十年が過ぎ、2014年の春、鶏友の待箱を置いて捕獲成功。 その後2017年6月には箱代など…もっと読む
投稿日:2016 12/5 , 閲覧 1,468

今年の7月12日朝7時半前(←早~い!)、町内の姉から電話があり、家の前方にある柿木に蜂雲がやって来て、今まさに蜂球が出来ようとしている状態のようでした。

急いで行ってみると、すでに柿の枝にぶら下がっていました。

しかしその柿木のすぐ真下にある鶏友の待箱には一時、チラリホラリと探索蜂がやっては来たものの、数も少ないし入る気配なし。(じっくり待てば入ったのかな~???)

一方、箱の持ち主とは中々連絡が取れず、来るのを待ち切れなかった私は、待箱の入口を開け、こう言う時の為に用意してあった網で大半の蜂を掬い取り、箱の入口へやって、蜂達自らが入って行くように仕向けました。

思惑通り、ゾロゾロと入って行った後を追う様に、枝に残っていた蜂達も自ら飛んで入ってくれました。

殆ど入り終わった頃、柿木を見上げると枝にはもう、蜂の姿は有りませんでした。

丁度その時、箱の持ち主が到着したのですが、すでにもう、帰って来た探索蜂かと思われるのが入口付近を飛ぶだけでした。


それからすぐ、箱を町内の知人宅に移動させ、設置したのがAM10時前後だったと思います。(直ぐそこが海です!)

その時、居住空間2段だった箱をついでに3段にしようと言うので継箱を手伝ったのですが、箱を浮かせた瞬間、ワ~~~!と沢山の蜂が飛び出して来ました。

箱の持ち主も、「本当なら、蜂が固まりになってぶら下がってなきゃいけないのに、こう言う事は初めてだ」と驚き、二人でしばらく見守りました。

でも、蜂の騒ぎは一向に収まらず、まるで女王を捜しているかのようにすら思われました。

キリが無いので、その場を後にして、翌々日撮った状態がこちらです。

すっかり蜂が減り、当然ですが2ヶ月ほどたった頃に確認すると、写真サイズのままの小さな巣を残して空になっていました。


そこで質問です。

①取り込みの状況から、女王蜂は中に居たと思うのですが、なぜ箱を浮かせた途端、ワ~~~!と出て来たのでしょうか?

すぐに箱を移動させるのは良いとしても、しばらくは(夕方近くまで?)出入り出来ない様にして、呼吸に必要なスキマだけを確保した状態で静かに置いといた方が良かったのでしょうか?

つまり、移動直後に箱を浮かせた騒ぎで、女王蜂の身に大変な事が起こったのかな?と言う意味です。

あわよくば、女王蜂が健在で、あの騒ぎ後に大勢の働き蜂を引き連れ、どこかに引越したのなら良いのですが・・・。

②もしも最悪の状況で、女王の身に何か有ったとした場合ですが(元々入ってなかった場合も含め)、働き蜂達が他の群に入れて貰えると言うのは本当でしょうか?相当な数になると思うのですが・・・?


【修正】冒頭部分の時間を、書き間違っておりましたので、修正して置きました。

誤:今年の7月12日朝8時半頃 → 正:今年の7月12日朝7時半前

+1

回答 1

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2016 12/6

まず、分蜂のメカニズムを理解しておく必要があると思います。その時々でどの場面に遭遇しているかが大事です。

春、蜂の群れが充実してくると複数の巣板(これ1枚1枚を巣脾と言います。)下方に王台と呼ばれる女王蜂を育てる特別な部屋が造られます。そこに現在の女王蜂(蜂群すべての蜂の母親です。)が次期女王になる卵を産みます。数日の間をおいて次の1卵、また数日空けて1卵、そしてまた1卵・・・、最初の王女が羽化する頃にはまとめて数卵を産み付けます。(詳細は日本みつばちで直接観察してないので西洋ミツバチの観察例から推測も入ってますが。)

これに先立って巣内には多くの雄蜂が育てられており、この頃になるとその独特な中央に穴の空いた巣房蓋が多数巣箱下方や巣門前に落下しているのが観られる様になるので雄蜂が産まれてきているのがわかると思います。飛び立つ蜂の中に羽音も蜂体も大きい黒い蜂が混じるようになりますが、それが雄蜂です。(雄蜂蓋と雄蜂数が増加することが分蜂発出の目安となります。)

第Ⅰ王女が誕生するちょっと前に、母親女王は群れの約半数の蜂たちと巣を離れて付近一帯を飛び回った後、集団を形成します。初めのうちは集団全体がざわざわと騒がしいですが、しばらくするとそれぞれの蜂が頭を上に向けてしっかりと塊り落ち着いた集団になります。この中から一部が探索蜂として新しく巣を造る場所を探しに出かけていきます。(分蜂前から捜しているのではとも言われています。)

新巣造成場所が決定されるとこの分蜂集団は塊を解き蜂雲状態でぐるぐると飛び交いながら新巣方向に一斉に飛び去っていきます。私が追いかけた蜂雲観察例では自転車くらいのスピードでした。

元巣の方では、分蜂発出に伴って一時期蜂数は減りますが、次々と新蜂が産まれてくるのでまだまだ分蜂できそうな雰囲気になってくるのが普通で、この場合、第1王女が第2王台以下に育っている妹王女を殺そうとしても王台が働き蜂たちによって固く護衛されているために破壊できず、仕方なく母親女王の分蜂と同じように分蜂に出ていくことになります。蜂群中には女王蜂は必ず1匹です。

第2王女以下も同じように分蜂し、大抵は分蜂数は2~4回発出することが多いです。後発分蜂になると複数の王女が同時に誕生してくることにもなり、一つの分蜂群に数匹の王女が含まれている場合があります。私も来客時にたまたま分蜂があり、女王蜂を捕らえているから安心だ・・・と思っていたら、何のことはない、逃げられてしまった苦い経験もあります(笑)

もうこれ以上分蜂したら生存できない・・・となった時に、王台護衛は解かれ、最終に残った姉王女が残った王台を破壊し中にいる妹王女を殺して元巣に君臨することに落ち着き分蜂は終了となります。

母親女王の群れは分蜂に出る時期が早いので、新巣造巣以降に再び勢力を増して再度分蜂することもあり、これは夏に多くみられることから夏分蜂と呼んでいます。

母親女王以外は、未婚の王女(処女王と呼びます。)は交尾飛行に飛び出して他巣の雄蜂と交尾して交了王となってはじめて「女王蜂」となります。交尾しないと無精卵しか産めず、蜜蜂の場合これからは雄しか育たないので、早晩全滅の憂き目に遭う運命となってしまいます。

そこで本題の①の考察ですが、元巣を飛び立ったばかりの集団で、まだ安定した塊となってない状態の蜂群だったのかもしれないですね! 分蜂集団塊を捕獲する場合は、安定した集団(頭を上にして塊を形成し落ち着いた状態)になってから巣箱に誘導すると捕獲完了がうまくいきます。

集団を捕獲して密封すると蜂が発する熱の影響で蒸殺が起きる可能性が高いので、出入口を塞ぐことはお勧めできません。私の場合、新巣箱に入居したその日の夕刻に飼育希望場所に移動させています。

後発分蜂の場合、複数の女処王が含まれていることがあるのは上述のとおりです。処女王毎に集団が分散してもそれぞれ生存の可能性ありと言えます。

それから②ですが、捕らえた分蜂群の移動が早かった場合などで取り残された蜂たちがいたとしても、いつの間にかいなくなるので、付近の別の巣に取り込まれたものと考えています。

テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2016 12/6

ハッチ@宮崎さん
時間を掛けてのご返答、有難う御座います。
写真は、捕り込みより少し前に撮った時の状態ですが、仰る通りまだ頭を上に向けていません。

image
実はその2日前、我家のベランダ横へ置いていた群がスムシにより、留守中逃去。お昼に帰宅して気付き、隣家の柿木に止ってるのを発見しまして、ほぼ同様の方法で箱に捕り込みました。(つまり、ゾロゾロと蜂自身に箱へ入ってもらいました)
強群でもないし、夏期と言う心配もあって、夕方には蜜源の豊かな箱の持ち主に持ち帰ってもらいました。
そんな経験から(ずっと後になってですが)、取り込むのが未だ早かったのかな~?とも考えました。我家での一件では、ちゃんと皆、上を向いていましたから。
でも、固まりになってはいても、ちゃんと上を向くまで待たなきゃいけない理由がよく分かってなかったんですよね。
それよりも、足元にある待箱には入りそうにないし、他所へ飛んで行くんじゃないかと不安で・・・。

今まで図書館で幾つかの本を借り、幾つものネットを覗き・・・色々勉強して、少なくとも知識だけは、箱の持ち主よりあるつもりです。(今までに何度か間違いを指摘した事あり)
しかし、経験となるとサッパリなので、イザ捕り込んだは良いが移動は直ぐ?それとも夕方まで待つの?待つなら逃げ出せない様にすべきだよね?でも呼吸は出来るようにしとかなきゃいけないだろうし・・・など、イザと言う時の、そう言った細かな所までは読んだ記憶ない。どこかにはあったんでしょうが?


>後発分蜂になると複数の王女が同時に誕生してくることにもなり、一つの分蜂群に数匹の王女が含まれている場合があります。

えっ、そんな事があるのですか!初めて知りました。
姉宅で捕獲、管理している群の内、最初に入った方は強群でした。
夏にはオス蓋が沢山見られたので、「間もなく分蜂するよ」と言って、何度も姉宅裏に足を運びました。
しかし、そんな私をあざ笑うかの様に、見て居ない所で何度も分蜂してたみたいです。

今まで得た知識では「分蜂で蜂が半分いなくなる」と言うものでしたが、その強群の場合は蜂の様子(数)から、「可笑しいな~、まだ分蜂してないんなら、もっと増えてる筈なんだけど?」「逆に、すでに分蜂したのなら半分になってる筈だけど、減った感じしないな~?」←半分も居なくなれば一見して分かりますよね。
だから多分、実際には半分も付いて行かず、何分の一か分からないけど、分蜂のたびに少しずつ出て行ったんだと思っています。

話がそれて申し訳ありません。
結局①については、まず捕り込むのをもっと遅らせるべきだったのと、直ぐには移動せず、捕り込み後も【箱の出入りを可能にした状態で】(←逃げる可能性あるので不安ですが)、夕方になるのを待ってから移動するべきだったという事で宜しいでしょうか?
なお②についてはお返事が、捕獲漏れした蜂について書かれたようなので、再度書きますね。
知人宅への移動は町内とは言え、何キロも先なのですが、あそこでワ~~~!と出て行った蜂達は、イザとなれば他所の群に入れてもらえるみたいですが、数匹ならイザ知らず、沢山の数が一度にドッと押し寄せる形になる訳で(そんなに沢山の巣が周辺に有るとは思えないので)、本当に他所のお仲間に入れて貰えるんだろうか?と思ったわけです。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2016 12/6

入居した蜂群は、移動先で巣門を開けても例えば巣箱を持ち上げても逃げ出すことはありません。

但し、衝撃や震動を与えて蜂球が脱落した場合はわぁ~と大騒ぎすることは有り得ますが・・・

またこれとは別に移動先で環境が悪いと感じた場合は、逃去することはあります。日当たりが良過ぎて巣内温度が上昇したり、既に出来上がった巣脾の一部が脱落したりした場合などです。

テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2016 12/7

そうですよね。

箱の持ち主の経験でも、我家で2日前にスムシ逃去した時の状況でも、蜂達は中で静かに固まっていました。

こうやって考えると、移動、到着後直ぐに「もう一段継ごう」と、箱を浮かせたのが一番大きな失敗原因だったのかな~?と思うようになりました。箱の持ち主はやたらと早めに(多めに)継箱したがる人なんです。

一方、ずっと気になってた女王蜂は、少なくとも移動時はちゃんと中にいた!

それがあの騒ぎでどうなったのか?騒ぎがいつまで経っても収まらないので、諦めてその場を立ち去ったので不明です。ただ、翌日行った時に周りを探しましたが、女王蜂の亡骸は見つける事が出来ませんでした。

ちなみにその移動場所は、朝日は当たるかもしれないけど(季節による?)その後は木々で日陰になる場所です。

ポチ 活動場所:長野県
投稿日:2016 12/7

取り込み方や取り込むタイミングはいろいろありますね、きれいに蜂が並ぶのを待っているうちに飛んで行ってしまったこともあります、とりあえず取り込んで逃亡防止器をつけてます。

箱の下から蜂が自ら入っていった場合に蜂が天井に球ならないで壁に固まるケースがあります、その固まりを箱を持ち上げて壊してしまったのかも、あとはやはり蜂球の脱落ですね。箱を重ねる前に箱の中の蜂の状態を確認しなかったですか 残念

テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2016 12/8
そう言われてみればそうですよね。
移動後いきなり箱全体を浮かせるのは、ご法度!

私は「えっ今継ぐの?もっと後で良いんじゃない?」と思ったのですが、前にも入居間もない弱小群に早々と継ぎ箱して5段に。反論したけど、「後から継箱するのって大変なんだから!」って言われました。
その後、無王群だった様で間もなく消滅しましたが、箱の入口から巣のある所まで、飛んで行くならイザ知らず、ず~と箱の壁を登って(歩いて)行く訳だから、それを考えると可愛そうでした。
テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2017 1/21

あの時、一番気掛かりだったのは「はたして女王蜂は健在だったのか?」と言う事でした。何しろ箱から蜂が皆出て来て、いつまで経っても統制が全く取れず、それどころか「もしかして女王を捜してるんじゃない?」とも取れる動きだったからです。

ものの本(縦型巣枠式巣箱を主体として書いてある本)によると、群に何か一大事が起こった時、「女王蜂は女王フェロモンを出し忘れてしまう事があって、その為に自分の娘達に殺されてしまう事がある」と言う意味の事が書かれていました。(攻撃されてる場面の写真付きでした)

これが頭にあって、「まさか女王の身に何かあったのでは?」と、ず~と気掛かりだったんです。


それが数日前、海に行く用があってその直ぐそばを通った時の事です。

例の現場からほとんど離れていない方向から、日本ミツバチの巣から匂って来たであろう、甘~い匂いがして来ました。(今だにセイタカアワダチソウが原因と思われる、クセのある匂いです)

あの蜂達は何キロも離れた場所に連れてこられ、土地勘が無いから、巣を作るとすればその近くに作ると思いますので、「あの時の蜂達が生き延びてたんだ~!」と、嬉しくなりました。

昔はそのあたり一面、ミカンを植えてあった土地ですが、近年はすっかり見なくなりました。それでも集蜜の行動範囲には植えてあるはずですから、春には再び、待箱を置かせてもらうつもりです。

テン&シマ 活動場所:広島県
投稿日:2017 1/21

あの時、一番気掛かりだったのは「はたして女王蜂は健在だったのか?」と言う事でした。何しろ箱から蜂が皆出て来て、いつまで経っても全く統制が取れず、それどころか「もしかして女王を捜してるんじゃない?」とも取れる動きだったからです。

ものの本(縦型巣枠式巣箱を主体として書いてある本)によると、群に何か一大事が起こった時、「女王蜂は女王フェロモンを出し忘れてしまう事があって、その為に自分の娘達に殺されてしまう事がある」と言う意味の事が書かれていました。(攻撃されてる場面の写真付きでした)

これが頭にあって、「まさか女王の身に何かあったのでは?」と、ず~と気掛かりだったんです。


それが数日前、海に行く用があってその直ぐそばを通った時の事です。

例の現場からほとんど離れていない方向から、日本ミツバチの巣から匂って来たであろう、甘~い匂いがして来ました。(今だにセイタカアワダチソウが原因と思われる、クセのある匂いです)

あの蜂達は何キロも離れた場所に連れてこられ、土地勘が無いから、巣を作るとすればその近くに作ると思いますので、「あの時の蜂達が生き延びてたんだ~!」と、嬉しくなりました。

今まで匂いに気付かなかったのは、夏の分蜂だったため、辺りに匂いを放つほどの蜜量が無かったからだと思います。

昔はそのあたり一面、ミカンを植えてあった土地ですが、近年はすっかり見なくなりました。それでも集蜜の行動範囲には植えてあるはずですから、春には再び、待箱を置かせてもらうつもりです。

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