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ニホンミツバチ
縦横とも35センチ高さ60センチの巣箱です。採蜜すると日本蜜蜂は逃げることを想定した箱なのでしょうか。教えてください。

かわうそ 活動場所:宮崎県日南市
2016年4月、先輩御夫婦に1箱と1個のキンリョウヘンを頂き実家に置いたところ入った。もうひとつと思い、見よう見まねで箱を作り近くに置いたら又入り、…もっと読む
投稿日:2017 1/12 , 閲覧 822

縦横とも35センチ高さ60センチの箱を貰いました。一度も入ったことが無いとのこと調べてみたら天板と横板に隙間があるので手直ししました。取り付けては見たのですが順調に蜂が入ったとして密を取るためには、横の板を外し巣は丸見えになり蜂の群れは外に飛び出すことになり、群れがいなくなることを想定した巣箱なのかなと疑問に思います。そんな巣箱なのでしょうか。何事も経験してみたいのですが基礎知識はほしくて質問します。教えてください。

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回答 3

ダブロン 活動場所:岐阜県
まだまだ初心者です。今までは分蜂群を逃がしてばかりいましたが今年はうまく取り込めるようになりました。
投稿日:2017 1/12

こんにちはダブロンです。西洋ミツバチは養蜂について研究が進んでいてほぼ確立されています。しかし日本ミツバチについては江戸時代まではゆっくりと進歩していたのが、明治時代になって西洋ミツバチ飼育が取って代わるようになって最近までほとんど顧みられていませんでした。一番原始的な養蜂はミツバチが巣に入ったら育ててある程度蜜がたまったらミツバチを殺すか追い出して採蜜するというものでした。でもそれは効率が悪いということで現在主流の重箱式の巣を重ねて蜜がたまったところだけを取って、育児をしている部分は残すという方法が行われるようになりました。収奪から飼育に進歩したといってよいですが、老人予備軍さんが入手された巣箱はその過渡期のもののような気もしますがどうなんでしょうか?!今もそうですが日本全国にはいろいろな養蜂の方法があって巣箱もかなり異なっています。

お暇があれば読んでみてください。 https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2001/00727/mokuji.htm

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2017 1/12


「老人予備軍」さんこんにちは、

現在「65歳以上」と定められている高齢者の定義について、日本老年学会は75歳以上に引き上げるべきとする提言を発表したそうで、そのうち逃げ水のように、いつまでたっても、永遠の「老人予備軍」で終わり、敬老パスももらえず、年金を値切られるばかりかもしれませんね。

横道に逸れました。

質問の巣箱は写真のようなものでしょうか?写真は三重県の一部で現在も使用されている巣箱です。一般的にはこのような、巣箱は巣碑を飼育層の貯蜜層の区別なく全部切り取る、粗放式(この呼び方が適当かわかりませんが)巣箱養蜂ともいえます。ハチと巣碑の一部を、別の巣箱へ移すやり方もあるそうでが、コロニーの再建率は重箱式よちもずっと低くなります。

タブロンさんが述べられているように、日本各地には伝統養蜂が脈々と流れています。「教草 蜂蜜一覧」という、全30 巻の近代養蜂導入前の江戸時代までに完成した在来の養蜂技術の解説書があります。

その挿絵をみると現在の日本ミツバチの重箱式飼育の原型を見ることができます。西洋式重箱の一部のようなものもみられ、古今東西、おなじようなアイデアをもっていたことに驚かされます。


かわうそ 活動場所:宮崎県日南市
投稿日:2017 1/12

タブロンさん山田さんご教授感謝します。丁寧な文献の紹介と詳細な写真の説明を頂きただただ感謝します。良く読み込んでこのはこで蜂と長続きするつきあい方を考えてみます。年金に税金をかけるくらいならこんな会話と活動に投資をした方が楽しいと思います。

管理人 活動場所:京都府
運営アカウントです。2024年の早い段階で削除されます。 廃止については次のページでご案内しております。 https://38qa.net/blo…もっと読む
投稿日:2017 1/14

角洞と呼ばれるタイプの巣箱だと思います。採蜜時には、ミツバチを全て追い出す仕組みだと思います。

うまくやれば巣板から蜜の入っているところだけを採ることもできるというような話を聞いたこともありますが、詳しくは分かりません。

特に角洞を使うという理由がなければ、15センチで4等分にして、重箱式に変えてしまった方が管理は楽になります。

+1
かわうそ 活動場所:宮崎県日南市
投稿日:2017 1/14

管理人さん連絡ありがとうございまず。重箱式にするべきか迷います。未だ入居時期四月までに時間がありますので良く考えてみます。アドバイスありがとうございます。

管理人 活動場所:京都府
投稿日:2017 1/15

角洞や丸洞で伝統的に飼育を行ってきた地域には、秋には管理しやすい良い群れだけ残して、他の群れは全て追い出して(ほとんど飢え死にする)、採蜜する方法を取っているところもあるようです。

角洞も伝統的な興味深い飼育方法です。角洞でまずやってみるのも悪くないと思います。このサイトには角洞で飼育されている方もいるので、困ったときには質問していただけると思います。

かわうそ 活動場所:宮崎県日南市
投稿日:2017 1/15

アドバイスありがとうございます。ご意見は良く判りました。もう少し考えてみます。

kuroki 活動場所:福岡市
住宅の庭で飼っていますが、消滅が度々で困っています。
投稿日:2017 1/16

角胴の採蜜について

重箱式と比べれば採蜜に少し時間がかかりますが、採蜜で逃亡すると言ったことはないです。この方式のメリットは採蜜できる部位を見ながら切り取って採蜜出来ることです。重箱の場合は1段とか2段とかの切れ目でしか切り取れませんし、切り取った部位に蜂児や卵の巣房が含まれていることも多々あります。

採蜜方法は人により様々ですが、巣板を1枚ずつ取り出して、巣蜜部分の採蜜可能範囲だけを切り取って容器に移し、蜂児や産卵域の巣板は串に刺して巣箱に戻すことに変わりはありません。

私の方式を紹介しますと

予め、新しい巣箱を用意しておきます。新しい巣箱は重箱にしても可です。天井を外し、両側壁の、天井下1cmの位置に桟を取り付けておきます。桟は孟宗竹を割って厚さ1cm、幅1cm程のものでよいでしょう。長さは両側面の内寸の長さにします。取り付けるとき竹は割れやすいのでキリで穴を開けて置いてビス留めがよいです。

この桟に垂直に掛ける、巣箱正面の内寸幅に入る桟も14~16本程度を用意しておきます。これを横桟とします。

用意した新しい巣箱は天井板を外したまま、今まであった採蜜する巣箱の位置に置き、底板を外すなりして下面(以下底板)との間隔を5cm以上に広げておきます。

採蜜する巣箱は隣に移動して、これも底板との間隔を5cm以上に広げて置きます。

採蜜する巣箱の天井をトントンとノックし続けると巣箱内の蜂は底板の外側に避難します。

天井と側壁1枚を外して開放して、巣板を1枚ずつ外します。外した巣板はまな板の上に寝かせて蜜の部分を1cmほど残してその上部の蜜巣を切り落として大きな容器に移します。残った蜂児の着いた巣板は上部に残した巣蜜の部位を用意した横桟2本で挟んで細い被服線で縛ります。ズボン掛けをロッカーに並べる要領で、次々に巣蜜を切り落としては巣板を新しい巣箱に移していきます。桟に挟んだ巣板と巣板の間隔は桟の間に指1本が入る程度にします。切り取った巣板の幅により1組の桟に複数の巣板を挟んでも問題ないです。斜めに入っていて巣板の幅が広い場合は立てに切り取って幅を揃えて、切り端だけを集めて挟んだりして、全てを新箱に移して収容し終えたら、天井の蓋を閉めます。

採蜜を終えた、古い巣箱に付着している蜂は刷毛で払い落として、その場から撤去します。

底板に避難した女王や働蜂は新しい巣箱の底板から入ってくれます。30分もあれ入り終わるので、底板と巣箱の間隔を適正に戻します。

蜂が落ち着くまでの10日間程は触らないで安静にして置いてやります。

この方法で逃亡した経験はありません。

+1
かわうそ 活動場所:宮崎県日南市
投稿日:2017 1/17

kroki様 詳細な説明をありがとうございます。私の知識と経験が不足なので理解するのに時間がかかりそうです。じっくり読み込んで理解する努力をします。ありがとうございました。

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