昨年、飼育群れから出ていった分蜂群れが、予想以上に多かったので驚きました。
多いものはひとつの群れから4回でました。
残った群れは、ダニにやられてしまいましたが、二回分蜂した群れは越冬群れになっています。
たくさん群れを出したら残った群れが弱いとかありますか?
活動場所 :岐阜県
レモンバームさん、こんばんは!
私のこれまでの記録では、2~4回分蜂群が発出する例が多かったです。中には1つや5群といった観察例もありましたが、群勢が強勢で楽しみにしていても分蜂が起こらなかったこともあります。
分蜂が発出すると約半数の蜂が元巣から出て行き、直後は巣脾が見られるくらいに蜂が半減しているのがわかる位ですが、既に育っている新働き蜂がぞくぞくと産まれてくるのですぐに元の蜂数以上に回復するものです。そうすると再度分蜂ということになり・・・元巣に残る蜂がもうこれ以上分かれては生存できないと判断した時に分蜂は終わることになります。
一般的に最初に出る分蜂群は、越冬した母親女王が率いる群になるのでその女王蜂が若くて産卵力維持できれば分蜂後新しい巣を造ってもなお勢力が挽回して再度夏に分蜂できることもあり孫分蜂とか夏分蜂とか呼ばれていますが、年齢が進んだ母親女王の場合にはその後の勢いに陰りがみられる場合も少なくありません。
次に出る第2分蜂は、母親女王がその年に産んだ初めての長女処女王の分蜂群となります。この群は最初に出た母親女王分蜂群の数とさして蜂数が変わらないくらいに多い場合があり、処女王が交尾後に君臨することになり、必ず若い女王の群となりますのでその後勢いが良い経過をたどることが多いと感じます。
それ以降の後発分蜂は、引き続き妹処女王が中心となる分蜂群ですが、第3、第4分蜂と海図鵜が増すに連れて構成蜂数は少なくなっていくのが普通であり、流蜜期も経過していることになる為に群勢が強勢になるまでには時間がかかることが多いです。
活動場所 :京都府
こんばんは!!だんだん少なくなる!その通りですね。
また 強群ですのに、分かれないこともあるとは、知りませんでした。今までのところ、分かれない蜂はいなかったように思いますが、勉強になりました!!