こんにちは。
昨年から1群譲り受けたど素人で、早々に越冬の洗礼を受けています。
恐らくアカリンダニ感染で次々と死滅し、3月初めに女王も巣門から外に出て死にました。
写真1)弱った女王を見つけて拾い上げ
実は、2月頃から急に蜂の数が減って来ましたが、徘徊蜂も少なく寒さ対策をしていないのが原因と思っていました。
巣箱にプチプチを巻いて対策しましたが、次々に徘徊蜂が増え、うんちも黒色のタール便をあちこちに撒き散らす、そしてついには女王蜂も箱から出てしまい死にました。
写真2)昨年秋に撮影したピーク時の数(2箱分の空間を作っても余るぐらい居た)
写真3)女王が出て死んだ後(下からの撮影では蜂の姿なし)
※現在、箱は6段で巣は4段目最下部までのびてます。
全滅と思いましたが、そのまま放置していると3月に入り少し暖かい日に何匹かの蜂が出入りするのを見かけ、まだ何匹かは残っている事を確認しました。
しかし、出ては徘徊して死ぬ蜂も多く、寒くて蒸発しないメントールをカイロや小型湯たんぽで温め、気化を促す対策をしてみました。
写真4)小型の湯たんぽにメントール箱を乗せて巣箱内に挿入
この効果かは解りませんが、徐々に徘徊蜂が減り今ではゼロに。
だんだん暖かい日も増えて来て、巣箱から出てくる蜂は50匹位確認。
そこで考え始めたのが、死んだ女王は羽が小さかったので、もしかしたら分蜂の新女王だったのかもと都合よく考え、起死回生を祈り砂糖水を与えてみました。
写真5)砂糖水に群がる蜂達
砂糖水だけでは吸いに来てくれなかったので、昨年採蜜時に残していた巣の残りかすを加え、上部を少しバーナーで炙って着地しやすい様に改良すると、瞬く間に蜂達が吸いに来ました。
近くにある菜の花にも寄り付き、花粉なのか蜜なのか、集めてはいる様子です。
写真6)現在の巣箱付近全景
長々と状況説明致しましたが、皆様にお伺いしたい疑問が2点あります。
①まだ女王蜂は生きていると考えられますか?
②残党は多く見ても100匹程度で、4段に存在する巣には覗き窓から見る限り、蜂蜜は殆ど残っていません。
この先、運良く蜂は増えたと仮定して、上3段分に再度蜜を溜め込んだりするのでしょうか?
それとも4段目より上を再使用する事は無いと断定して、暖かい日に3段を切り取ってしまった方が良いのでしょうか。
ご教授宜しくお願い致します。
(余談)
新しい分蜂郡を自力で捉えるべく、巣箱の焼入れと天日干し、蜜蝋の塗り付けを行いました。
誘引剤は ”採蜜時に残していた巣の残りかす” に蜂達が寄って来たので、これを試しています。