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ニホンミツバチ
ニホンミツバチが花粉を運び込まなくなりました、、、群れが消滅に?

cello 活動場所:福井県坂井市
我が家の床下に巣を作ってくれた縁で、 趣味養蜂を始めた初心者です。 お仲間探してます。
投稿日:2017 6/10 , 閲覧 769

昨年から大切にしてきた越冬群がピンチです。春に何度も分蜂を繰り返し、蜂数も激減した群です。空巣を除去して巣箱内をコンパクトし、産卵によってまた増えて来るのを待っていたのですが、気がついたら花粉を運び入れる蜂が見られません。蜂達の動きに力強さも感じられません。

何か違うという不安を感じながら様子をみていたのですが、昨日底板に大量のオス蓋を発見しました。今朝も落ちており、巣クズの色も汚れているような気がしました。女王蜂に何かあって不在の状態でしょうか。そうであれば、消滅するのかと想像しますが、消滅にはどのような経過をたどるのでしょうか。最後はスムシが繁殖して巣箱内がいっぱいになることもあると聞きますが、そのような最後を見るのは怖いです。消滅の過程を観察された方のお話お聞かせいただけないでしょうか。

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回答 1

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2017 6/10

分蜂を発出させた元巣を相続した娘処女王が交尾失敗や交尾飛行中に不幸(ツバメなどに捕食等)なできごとの為に帰巣できないままになると、巣内には変成王台を造成して新たに女王蜂を育てる卵が存在しないので新しい女王蜂は産まれる見込みがなくなってしまします。

この場合、女王蜂フェロモンで抑制されていた雌性を残された働き蜂たちが発揮して産卵をする事態となります。しかし、働き蜂は交尾していない為にその卵から育つ幼虫は全て雄蜂になります。育てられる巣部屋は働き蜂用の小さな六角形巣房になりますので産まれてくる雄蜂は正常時に雄蜂房(働き蜂房と比較すると若干大型)で育った雄蜂と比較すると明らかに小型の雄となります。

産卵働き蜂(=偽女王)はあたかも自分自身が女王蜂であるかのごとく振る舞い産卵していくので群は一時平穏な状態を示し、産卵働き蜂が産卵した卵を育てるのに花粉搬入も普通に見られますが、働き蜂たちは徐々に老化し蜂体毛は抜けて見た目が黒っぽくなっていきます。加えて誕生してくる雄蜂も黒いので群全体が黒系のイメージが強くなります。誕生してくる雄巣房の蓋は独特な形状をしていますので、お尋ねの件はこれにあたり数も大変多く掃除して巣外に持ち去られなかった雄蓋が散乱しているものと思われます。

働き蜂たちのスムシ防除力は西洋ミツバチと比較して弱い上に、全くその能力を持たない雄蜂ばかりが誕生してくるので巣内環境は掃除役がいなくなったのも同然の荒れた環境になっていきます。

巣内に残された働き蜂の寿命が尽きると搬入される花蜜さえ無くなってしまい、貯蔵された残り少ない蜂蜜を舐めて飢えを凌ぐ毎日になり、やがては空の巣部分にスムシが侵入してその幼虫が紡いだ白い繭で巣内はおろか側壁の木部分にもスムシが食い込んで穴だらけになりボロボロとなって蜂群れは全滅へ・・・

手持ち蜂群がそうなることは大変残念ですが、自然界においては極普通の出来事と思われます。長年営巣を続けている場所(樹木空洞や床下、天井裏、人家壁の間など)でも実は数年に1度蜂群はそこから逃去してその残された巣板をスムシが綺麗に掃除し、再び空間となった営巣適地に再度分蜂群が飛来入居して、ず~っと棲み続けているのが実情だと思われるからです。

福井のcelloさんにおかれましてもそういった日本みつばちの生態をご自分なりに楽しみながら常時一定群が身近に住み続けてもらえる環境を整えていただけたらと考えます。

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2017 6/10

ハッチ@宮崎さん、こんにちは、
この投稿文、全部コピーしました、
女王不在の状況が良く判りました、
今後もご指導頂きます様、宜しくお願いします

國高 活動場所:徳島県
投稿日:2017 6/10

cello さん。なかなか厳しい状況のようですね。私も何回か経験があります。だめだと思ってもなかなか気持ちの整理が付かないですよね。すみませんが質問させてください。ハッチさん、働き蜂産卵の独特な雄巣房の蓋とはどのような特徴でしょうか?

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2017 6/10

國高さん、

働き蜂産卵から生じる雄巣蓋が独特なのではなく、雄蜂出房時にパカッと剥がれ落ちる蓋が、陣笠の中央に小穴の開いた物なので、独特な雄巣房蓋としました。女王蜂の産んだ雄巣房で育った正常雄蜂が出房するときに落ちる巣蓋も同じ形状であることには変わりありません。

※働き蜂産卵から育った雄もちょっと小さめなだけで機能的には正常な雄蜂です。

cello 活動場所:福井県坂井市
投稿日:2017 6/10

ハッチさん、いつも分かりやすい説明有難うございます。お近くなら是非お仲間に入れて頂きご指導仰ぎたいところです。

良く理解できました。お陰様で群れの消滅やスムシの繁殖にただ怯えるのではなく、群の存続にもサイクルがあったり、スムシもちゃんとお仕事をしているのだと思えるようになりました。(スムシのビジュアル面についてはなかなか受け入れ難く少々無理してますが、、。余談になりますが、今回消滅の危機に瀕している群れの名前は『ヘンデル』といいます。

春の分蜂で増えた2群(群れの名『パガニーニ』と『ショパン』)の蜂さん達に何とか気に入って貰って少しでも長く居て頂けるよう願いつつ趣味養蜂ライフ続けていきます。また何かある毎に慌てて投稿すると思いますが宜しくご指導お願いします。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2017 6/10

celloさん、素敵な群名命名ですね。

また色々と情報交換して楽しく観察など続けていきましょう。飼育日誌にも日々の様子など画像付きで掲載されるとまた情報共有できていいなぁと思います。

cello 活動場所:福井県坂井市
投稿日:2017 6/10

飼育日誌のupの仕方が分かりません。pcがダウンしてから小さなタブレット使用している為使い辛く、環境を整えてから取り組んでみますね。

命名褒めて頂き有難うございます。蜜蜂とは別に趣味でチェロを楽しんでいるのですが、群れを手に入れた時に練習していた曲に因んだものです。

とげおあがま 活動場所:静岡県掛川市
投稿日:2017 6/10

Celloさん、初めまして。ネーミングセンスが素晴らしいです!あれですね、ストラディ、グァルネリ、ベルゴンツィなんていう製作者の名前も良いかなぁと下手の横好きバイオリン弾きは思ってしまいました(^^) 名前負けしてしまいそうですが!

cello 活動場所:福井県坂井市
投稿日:2017 6/10

とげおあがまさん、今晩は。

群れが複数になった場合、名前をつけたり番号で管理すると便利ですよね。特に名前だと余計愛着を感じるかもです。今後の飼育の参考にする為、群れの様子や巣箱の情報を簡単に記録するようにしています。

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
投稿日:2017 6/11

Celloさん、おはようございます。

これから飼育群数が増していくとどんな名前をつけられるのか楽しみです! 台風1号・・・外国ではキャサリン・・・こちらは日本式がいいです。

私は西洋ミツバチに系統だてて管理するのに記号割り振っていますがその記号というのは GIⅣ3ー5(ゴールデンイタリアン系 原種から4世代目の3群目から育成した5群目)みたいな感じです(笑)

cello 活動場所:福井県坂井市
投稿日:2017 6/11

ハッチさん、おはようございます。

さすが、多くの群を飼育されてるハッチさん、管理も本格的ですね。系統だてて記号で管理すれば一見して情報を得られるということですね。

私も名前+記号にしてみる等何か工夫してみたいと思います。

投稿中