Question

私たちの地域の、アカニンダニ症の発症状況は、私たちが現在までに確認できた範囲内では、以下の図のとおりです。

サックブルード症については、今のところ確認できていません。

家畜保健衛生所の正式な病勢鑑定でアカリダニ症と判定されたもの「★黒星」
被寄生バチが発見された市町（徘徊等の症状からアカニダニ症と推定した）「★赤星」

備考

・調査方法：現地での現認と聞き取り及び家畜保健衛生所の病勢鑑定結果

・調査単位：市町単位（1群でも寄生が発見された市町）

・調査期間：2015～2017年現在まで

アカリンダニ症の場合は、疑わる症状が出ても、アカニダニの症状と家畜保健衛生所の使命、及びアカリンダニ症の届け出の必要性をご存知ない方も多く、家畜保健衛生所の公表された統計数値が、必ずも正確な、発生件数を反映しているとは限らず、これから類推すると、正式な病勢鑑定を受けたのは、わずか数名と思われます。よって「★黒星印」が発生源と誤解されないようお願いします。

あなたの地域の発症状況をお知らせください。

Answer 1

山田　案山子 様　活動場所：　愛知県

鹿児島県では、アカリダニ症は2016年に2群2017年に1群です。サックブルード病(ＳＢＶ)の発症は2000年佐多岬で発見され2017年6月迄で5,000群以上の発症が有ります。多すぎて数え切れません。私でさえ2014年から現在まで、自群の蜂を100群以上治療しています。

私か2010年?月に、元名古屋大学大学院の門脇辰彦准教授にメールで問い合わせをした事が有ります。その時の回答は愛知県全体で50症例以上確認しましたと報告が有りました。

現在、門脇辰彦元准教授は名古屋大学大学院を止められ連絡が付きません。サックブルード病(ＳＢＶ)の第一人者でしたのに残念です。

Comments

fishernsl 活動場所：鹿児島県様

早速のご回答ありがとうございます。
アカリンダニは西進　ＳＢＶは東進していると聞いていたので、向こうからやって来るものと思い込んでいまいした。

灯台元暗しでした。そんなに以前から確認されていたとは。
東海地方は東西の、交通や流通の要衝なので、いったん流行したら手がつけられません。