12時頃に普段は蜂の気配のないつげの植栽辺りから時騒ぎの様な羽音が聞こえてきたので近寄ると、次第に移動しながら発泡スチロール箱とブロック塀との隙間に集結して小さな蜂玉ができました。この間15分ほどの出来事でした。ブロック塀に身を擦り寄せて確認できたのは茶碗一杯ほどの蜂塊でした。近くの飼育群を確認しても普段通りでした。
このような状況から、当該群を保護収容すべきかどうか悩んでいます。
(1)まずこの群は逃去してきたのでしょうか?
(2)女王蜂が一緒にいるとして、この時期に小さな蜂玉は越冬の可能性はあるのでしょうか?
(3)越冬の確率を上げるためには何かすべきことがありますか?
(4)小さな蜂玉に続いて第二段の集結はあるのでしょうか?
(5)保護収容するならいつが望ましいでしょうか。
----------【その後の残念な報告です】----------
9月9日)日中に発泡スチロール箱に待ち箱を乗せてあった中は空の状態でした。当夜20時頃にジャガイモのネットでミニザルネットを作成して小蜂玉を収容し、念のため発泡スチロール箱にくっつけておきました。22時頃に確認するとプランターの横にミニ蜂玉ができていました。どうやらプランターの折り返し部分のスペースのために取りこぼしがあったようで、明朝に再収容することにしました。
9月10日)5:30に昨夜の取りこぼしを収容しようと出かけると、発泡スチロール箱周辺が騒がしく昨夜のミニ蜂玉がそこには無くて周辺を飛び回っているところでした。よくよく観察すると近くの蜘蛛の巣に3匹が捉えられて糸を巻きつけられている最中でした。その3匹を蜘蛛の巣から救出し、絡められた糸をほぐしていくと1匹は女王蜂でした。すると目の前で一匹の脚にぶらさがるようにして女王蜂が頭上高く飛び去って行ってしまいました。それからというもの辺り一帯気が狂ったように蜜蜂達が飛び交って居なくなった女王蜂を探していました。何度もプランターの裏側を確認する蜜蜂、蜘蛛の糸をほぐしていた手袋や周辺の地面を這っては飛び上がりまた這って幾度も捜索していました。探索の手助けにとミニザルネットを解放し助っ人を総動員しましたが女王蜂は見つからず、半日ほど続いた捜索の後は女王蜂の匂いが残っているプランター横に集結しミニ蜂玉を形成していました。無王ミニ群となりましたが重箱へ収容保護しました。最初の収容作業でとりこぼしをしなければこの群の将来は展望が開けていたのか、再度逃去する運命であったのかは分かりかねます。何れにしても収容作業ミスをした私が至らなかったことだけは確かです。