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ニホンミツバチ
教えてください。なぜ巣枠式巣箱ではハチの動線に対して、直角に巣枠を配置するのでしょうか?

yamada kakasi 活動場所:愛知県
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせなが…もっと読む
投稿日:2018 8/1 , 閲覧 1,508

通常の重箱式では、以下の図1のように、動線に対して斜めか、平行に巣碑を作ることが多いと思います。(図1参照)

図1


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/125/12599717874729385902.jpeg"]

図2


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/000/29959373956946604.jpeg"]

ところが、縦型巣枠式も横型の巣枠式もハチの動線に対して、直角に巣枠を配置しています。(図2参照)

図3のようなハチの動線と巣枠が平行になるように配置すれば、巣内の空気流れもよく、ハチの動線から見ても、自然巣に近いものとなるような気がします。

図3


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/007/751949406531924883.jpeg"]

次の2点について教えてください。

❶そもそも、巣枠式の元祖ラングストロス式巣箱は、なぜあのような巣枠配置になったのでしょうか?作業効率だけでしょうか

❷ハチの動線に対して斜めに巣枠を置く場合も営巣に影響がないようです。それなら、図3のように、思い切って、平行に置いても問題がないと推測します。それでも、巣枠を平行に置いた巣箱が実用化されないのは、なにか理由があるようです。なぜでしょうか?

回答 4

ハッチ@宮崎 活動場所:宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春か…もっと読む
投稿日:2018 8/1

自然巣では、巣の出入口に対して風が直に入らない様に平行か斜めに巣脾が造成されているので、図2は利にかなっていると考えます。

ラングストロス式巣箱は管理上巣門の横に立って作業することから効率上巣門と直角に配置してるのではないでしょうか⁉

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/1

ハッチ@宮崎さん 早速のご回答ありがとうございます。

巣箱の出入り口を南中させると、重箱では、赤色のハチ動線または、南に対しては、日本ミツバチでは巣碑を平行または、斜めに作る例が多いような気がしますが、誤りだったのでしょうか?

ちょび 活動場所:東京都
東京の多摩地域でニホンミツバチを飼っています。 本業は果樹園の人。農薬普段使いしているプロ中のプロです。 農薬の知識、農薬に関する法令についても知識…もっと読む
投稿日:2018 8/1

yamada様

②についてです。

ニホンミツバチが自然界の生存競争を勝ち抜いていく上で身に付けた習性が関係しています。(諸説あります)

巣枠式をやっていればわかると思いますが巣門に一番近い巣枠は大体が蜜枠です。それは蜂児圏をできるだけ巣門から遠くに配置すること習性があるが故です。蟻もその気になれば幼虫や蛹を持っていくことができるそうです。しかし、巣門から蜂児圏を遠ざけることで幾重の蜜蜂と遭遇する状況を作り出し、蜂児圏を守っているそうです。

また、旋風行動の姿勢の違いが関係するとも言われています。セイヨウミツバチは排気による空気循環を行い、ニホンミツバチは給気による空気循環を行っています。それぞれ空気の対流経路が違うのでニホンミツバチにラングストロス式は不向きとも言われています。

でも実際はラングストロス式でニホンミツバチは飼えます。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/1

ちょびさん、ご回答ありがとうございます。

巣門から蜂児圏を遠ざける、西洋と日本ミツバチの換気方式と空気の対流経路の違い等、なるほどと納得できました。
日本ミツバチにラ式が不向きだと言われていることも初耳です。

nakayan@静岡 活動場所:静岡県
投稿日:2018 8/1

ちょびさん、私は主に巣枠式ですが、昨年人工分割群を手前から入れた所、一番手前の巣枠から、普通通りに順番に奥に向けて蜂児圏が作られていきました。その後変成王台を形成させる分割をしたときも、前から順番に育てられました。

しかし、丸胴に取り込み、巣枠へ移す時は、いつも一番奥から入れていますが、その後前に巣枠を延ばしてくるときは、確かに一番手前は、ちょびさんのおっしゃるように、蜜枠にする事が多いと思います。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/2

nakayan@静岡 さん
原則的なものはあっても、多少ともセオリー通りいかないというのが、実情ということでしょうか、 それとも、日本ミツバチは、人工的な限られた環境の中では、柔軟に対応するということでしょうか 奥がふかいですね

ちょび 活動場所:東京都
投稿日:2018 8/2

nakayan@静岡様

人工分割の場合、蜂児圏の保温が必要となりますので必然的に配置した巣枠の場所から巣営がスタートします。巣門側から配置する人もいれば奥から配置する人もいるのでそれはどちらも正解と考えております。最終的に巣箱が巣でいっぱいになった状態になると最終的には巣門側が蜜枠となることが多いです。


yamada様

ニホンミツバチの生態解明が進まない理由として研究予算が付きにくい分野であることが挙げられます。養蜂家や愛蜂家の方が飼育技術は実は進んでいるのが現状です。なので研究者たちも最後は「ニホンミツバチはセオリー通りにいかないからね」と言いますよ(笑)

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/2

ちょびさん
・人的資源を始めとする研究資源が、経済原則に従って図られる
・ニホンミツバチはセオリー通りにいかない
現状は、正にその通りだと思います。


それでも、分かないことの根本原理を知りたいと思います。また、標準や原則を知らないと、皆が、異なった物差しで測ることになり、比較や評価ができません。
ワールドカップのビデオ判定の導入のように、紆余曲折して、比較や評価の方法が確立されるような気がします。

正論が、必ずしも的を射ることはないとは、思いますが

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/4

ちょびさん おやようございます。
ちょびさんが言われた「でも実際はラングストロス式でニホンミツバチは飼えます」の見本のような巣箱

T養蜂の販売広告で見つけました。
これは、西洋、日本ミツバチの兼用で、
ハチの出入りの動線と平行なのは、西洋ラ式です。

ちょびさん、今後ともご指導よろしくお願いします。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/179/17989886428226585552.jpeg"]
結城 勲 活動場所:山形県
越冬が難しく、失敗が多い。越冬してもアカシヤまで2段満杯に増やすのがまた難しい。毎年一年生です。
投稿日:2018 8/2

投稿、回答から教えてもらうことが沢山あります。本を読み、また、研究され、その深い知識に敬服すること多いです。貴兄はじめ皆様に感謝します。

和蜂も巣門からどの巣脾にも最短で行けるよう洋蜂風がいいのでないかと疑問に思っていました。改めて考えました。

洋蜂は新しい巣枠を入れると、3日で巣盛りし、真ん中に入れると3日もすると裏表全面が蜂児になるぐらい勢いがあります。蜜で重くなることを考えると、巣箱・巣脾はなるほどの大きさ、配置かなと思います。しかし、和蜂を洋蜂の巣枠で飼うと、巣脾を蜂児あるいは蜜で満たすのに半月ほどかかってしまいます。ラ・ホ式の巣枠で飼っていますが、和蜂には大きすぎるという感じですね。巣枠を小さくした場合、じゃ、巣門をどこにつけるかということですが、私的にはどこでもいいんじゃない?という意見です。

少ない経験ですが、墓の巣は入口から奥に向かって横に作られていました。重箱式の自然入居は奥から斜めに作られていたり、平行に作られていたりしました。思うに、初めて入居したとき、重箱では隅の角に集まり、墓では入口の上に集合したのでないでしょうか。集合場所から巣作りをする。やりやすいように。つまり、どこに集合したかで巣が決まると思うのですが、いかがでしょうか。巣箱の場合、短辺に巣門を設けるのがなにかと便利なように思いますが。

ちょび 活動場所:東京都
投稿日:2018 8/2

結城様

最近トレンドの4面巣門がまさに巣門はどこでもいいんじゃない?の正解を物語っている気がします。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/2

結城さん ご回答ありがとうございます。

洋蜂と墓の自然巣の営巣の順序や、日本ミツバチを西洋ミツバチの巣枠で
飼育された経験、興味深く拝見しました。寒い地域では、日本ミツバチのサイズが大きく、西洋ミツバチの巣枠や巣碑でも、ある程度、飼育可能なのでしょうか?


巣門の位置ですが、私の縦型巣枠式巣箱は、基礎枠の下段と巣箱の正面左下に各1づつ、つけてあります。巣箱の正面の左下のものは、ほどんど出入りがありません。

また、四面巣門でも正面が南向きの巣箱では、南が出巣率が高いようです。

巣箱の巣門は、人工的な巣箱では、既に開けられた位置で、ほどんどハチに選択の余地がないことから、「どこでもよい」というよりも、巣箱のある座標位置より、別の座標の位置をより好むという「好み」の問題かとも思います。

結城 勲 活動場所:山形県
投稿日:2018 8/2

貴方のように研究熱心な人に私などの意見をいうことに恐縮さを感じます。座標位地の意味がいまいち理解ができてませんが、おっしゃられるよう好みの問題かもしれませんね。入り口や通れるような丸い穴をいろんなところにあけると喜んで通るように思いますから。入り口について現状に不都合は感じてないので、飼育にはあまり関係がないかともと思っています。

あ!巣礎は和蜂用を使っています。和蜂を西洋ミツバチのラ・ホ式巣枠で7枚箱を使って3群飼育しています。人口分蜂の時、あるいは分蜂を捕獲したとき、西洋ミツバチから得た巣蜜を入れると蜂のいつきがいいように思います。ただ巣枠が大きすぎるという感覚は前述のとおりです。熊谷養蜂の和蜂の巣枠は(上桟37.5mm)、7枚箱の長辺に15mmの板を両側に張りつけると(上辺を巣枠受けられるようカット)ちょうどよいので、その大きさの巣枠を多用しています。巣箱が両方に使えるし、既製品を利用できるので便利です。底板は外せるようにしています。熊谷の大きさであれば、巣礎を張らないで入れても短期間で巣盛りしますよ。

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/3

結城 勲 さん 
詳細な御指導ありがとうございます。

巣枠式については、継続して飼育したことがなく、ほどんど何もわかりません。そのために、初歩的な質問や、なぜそうなるかの根拠を、自分が納得できないと、どうしても繰り返し聞いてしまい、失礼をしました。

「人口分蜂の時、あるいは分蜂を捕獲したとき、西洋ミツバチから得た巣蜜を入れると蜂のいつきがいいように思います」これは初耳です。

また、「熊谷養蜂の和蜂の巣枠は(上桟37.5mm)、7枚箱の長辺に15mmの板を両側に張りつけると(上辺を巣枠受けられるようカット)ちょうどよいので、その大きさの巣枠を多用しています」


これは経験者の方でも、思いつかない方法だと思います。
巣枠は、最初から作るのは面倒なので、組み立て部品を買って一部をカットしようか、考えてします。

今後もよろしくご指導ください。

忠助 活動場所:広島県山県郡北広島町
投稿日:2018 8/2

yamadaさん、おはようございます。

重箱式では継箱の関係で基本的に空気は下から当たり、巣枠式では巣碑の側面や近い位置から空気が当たるのが関係している。・・・と素人ながらに考えてみましたが、どうでしょう?

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/2

忠助 さん ご回答ありがとうございます。

重箱と巣枠式では、また、巣枠式でも縦型と横型では、空気の流れが異なるかもしれませんね。どの位置に巣門を設定かも影響するのでは

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