蜂友さんの角洞巣箱です。秋半ばから蜂数が減り始め、黄色の巣脾が前扉から奥へ向かって数枚あります。そこには蜂は居ません。重箱巣箱の場合、蜂がいない巣脾は取り除いた方がスムシの繁殖を防いで冬を越すためには良いとのコメントを度々拝見したように思います。角洞巣箱も同じでしょうか?気になるのは、巣脾の色が古い茶色では無く新しい黄色であることです。卵、幼虫、蛹、花粉、蜜はありません。こんな場合も取り除くべきでしょうか?
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色々な意見があり、一概に言えないと思います。
今の時期 床下などの自然営巣では、育児歴のない白色又は淡黄色の空の巣板が外側に複数枚 残されているのが通常です。育児歴のある茶褐色に変色した巣板には、スムシが侵食しやすいです。一方、春までに育児歴のない巣板にスムシが侵食することは、ほとんどありません。
空の巣板は、育児歴のない巣板と思われ、残しても問題はないかと思います。が、少しでも茶褐色に変色した部分があれば育児歴があり、スムシの格好の餌場になります。
結論: 育児歴のない巣板を残しても、群にとって大したメリットはなく、巣板にスムシが産卵していることも考えられます。これが、春の温暖期に孵化し巣板本体に移動・侵食することもあるかと想像します。空巣板を除去しても群にデメリットはなく、春先に新しく造巣でき、古い巣をかじり落とす労力が省け、メリットの方が大きいと考えます。
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葉隠さん、良く分かる回答をしていただきありがとうございます。
一応取り除いた方が良いとは話したのですが、これで確かになりました。取り除き作業を進めるよう話します。
ジョウナイさん。おはようございます。色々な意見が有ると思いますが、私の場合はそのままで越冬させました。理由は巣碑の真ん中を蜂達が削り穴状にしてそこに蜂球を作って越冬したからです。周りの巣碑が壁になり蜂球を形成しやすかったみたいですね。その群は無事に越冬に成功して3回も分蜂しましたよ(笑) 蜜蜂の事を考えると何が正解かはわからないですね。
は〰、なるほどです。
産卵されていない黄色の巣板は防風防寒対策になりますね。葉隠さんがおっしゃるように、白や淡黄色の巣板は育児に使っていないようですから、スムシの美味しい食料が無いので産卵しないでしょうね。
お二人の考えをミックスして対処するように伝えます。有難うございました。
空になっている巣板を切り取るのは春になってからでいいです。まだハチが減って巣板がもっと空いてくる事もあるからで、春になってサクラが咲き終わる頃になったら蜂球からはみ出している巣板は切り取ってやればスムシの侵入を防げます。
T.Yさん、回答有難うございます。
まだ蜂の減る可能性があるということですね。
スムシの繁殖は気温の低い間は少ないのでしょうね。桜開花終了する頃は気温が高くなっており蜂の繁殖も活発になっていますから、スムシの侵入を抑えるために切り取り新しい巣を作らせるということですね。