巣板を冷凍すればハチノスツヅリガの卵は死ぬと言われます。家庭用冷蔵庫の冷凍室の温度は約-20℃です。冷凍室で幼虫は死にます。ということは、冬季に気温-20℃程度に下がる地域では卵も死に、ハチノスツヅリガはいないのか? これには無理があるのではないかと疑問を持ちました。冬季に気温-20℃程度に下がる地域で、ハチノスツヅリガはいかがでしょうか。
活動場所 :宮城県
活動場所 :岡山県
活動場所 :広島県
活動場所 :岐阜県
活動場所 :栃木県
冬季は、暖かい蜂の巣で越冬するのではありませんか?
多くの昆虫が、厳寒期には、寒気の影響ない場所である土中、落ち葉、発酵しかけてる木材や腐葉土で越冬します
ハチノスツヅリガは、それを蜂に暖めてもらっていると思います
強群だと生存確率は減りますが、ゼロではないと思います
越冬して成虫になると、何百何千もの卵を生みますので、雌雄二匹でも残れば地域での絶滅はないと思います
活動場所 :宮崎県
活動場所 :和歌山県
なるほど! 目からウロコが落ちました。
葉隠さん
巣板を冷凍するときは、暖めてくれる蜂が居ませんからね
葉隠れさん おはようございます!
渓流釣りのエサの幼虫は、ハチノツヅリガ幼虫(商品名ブドウ虫)は、冷蔵状態(冷凍ではない)で、売られています。冷凍ではなく、卵でもないものの、けっこう耐寒性はあるようです。
信頼できるデータ有無をネット上で、探して見ました。論文の抄録ですが、「本種は18℃以下あるいは40℃以上では発育できない」との文字は、見つかりましたが、幼虫の実験のようで、致死温度は、不明です。
「本種は羽化後24時間以内に交尾・産卵をするので,1世代の有効積算温度は1670日度前後となる.羽化率は30℃で最大であった.」とのことで、けっこうシブトイようです。 かなり低温の地域でも、それが一過性のものなら、巣箱の中のように一定の温度が保たれているポイントがあれば、生存可能と思われます。当方は気温-20℃程度に下がる地域でないので、想像にすぎません。
ただ、何℃で何時間と冷凍というように条件が明確でない場合は、この論文のように「発育できない」=「致死」とは言えないものの、巣碑を冷凍することは、死に至る病のように有効だと思います。
この論文の抄録は、ここです。
https://ci.nii.ac.jp/naid/110007630717
yamada kakasiさん おはようございます。
情報ありがとうございます。昨日からスムシ被害の蜜巣板を冷凍しており、”何℃で何時間と冷凍が必要か” の一部を実験したいと思います。幼虫が屋外で氷点下の冬を越して生きていることは確認しています。
実験の結果を期待しています。(^O^)/
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。