Question

暑さのせいか蜜が上から垂れてきてしまいました。

少しわかりづらいですが中央部の網の辺りに上から垂れてしまっています。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/116/11679183474910991274.jpeg"]

巣落ちはしていないのですが、この場合急いで採蜜した方が良いのでしょうか？

それとも放置で大丈夫なものなのでしょうか？

暑い時期には採蜜しない方が良いとの事も耳にするので躊躇しております。

現在4段目まで巣が伸びている状況です。

よろしくお願い致します。

Answer 1

Honeyさま、こんにちは。蜜が流出するということは蜂にとって最悪の事件だと思います。なぜなら命をかけて集めてきた蜜が消えていくわけですからね。私の少ない経験の中で考えられることは２つ、巣が熱で変形し落下寸前になっている。もう１つはスムシがやりたい放題、次々に貯蜜層に穴を開けている。

どちらも逃去の原因になる大事件です。スムシが入り込み、猛威を振るうに至るまでには群が崩壊していくプロセスがその前にあるので、内検してみると蜂が異常に少なく巣脾が露出し、とても寂しい光景があるはずです。内検してみたら巣脾が蜂でしっかり覆われて、もしくは暑さで蜂が巣脾から離れて内壁にびっしり、外にも溢れて、必死で旋風しているような感じでしたら、巣落ちが原因かもしれませんね。

もし暑さが原因であれば、Honeyさんの努力で食い止めることはできると思います。巣箱に直射日光が少しでも当たっていたら、１００パーセントカットするように遮蔽します。シートで巣箱を包むのではなく、タンカンパイプなどで櫓を組んでベニアなどで「離れて」遮光し、巣箱には風が当たるようにする。風の来る方角が一定なら、その風を遮らないような工夫をする。巣箱周辺に水を撒く、巣箱に濡れたサラシを巻いて気化熱を奪う、電源が近くにあれば、扇風機で風を送る、、、など、温度を下げるためのあらゆる工夫が必要と思います。また、ネットを抜けて落下していく蜜は蜂たちが吸い取って巣脾に戻そうとするはずですから、できるだけその負担を減らすために、受け皿を置いてなるべく最短距離で巣板にピストン輸送できるようにしてあげたら良いのではないでしょうか？流出量が多く、受け皿がすぐにいっぱいになってしまうと蜂がその中で溺れてしまいますので、頻繁に新しい受け皿に変えてあげる必要があると思います。

それ以外の原因で蜜が流出するということがあるとしたら、私には経験がないのでわかりません。

Comments

はっちゃんさっちゃんさん

遅れて申し訳ございません。

とても丁寧なご回答ありがとうございます。

蜜が垂れている現場を目撃し、この投稿をした1時間後に巣落ちが始まってしまいました。

もう諦めるしかないかと思いながらも、落ちてくる巣をこまめに撤去し底板を蜜が溜まらないよう網にして様子を見ていました。

すると、垂れ蜜も収まり現在は元気に生活しております。

群自体はとても強く元気ですので、日当たりが厳しい場所だったにもかかわらず暑さ対策をしていなかった自分の責任です。

地形的に大掛かりな暑さ対策設備を作れないため、スダレを何枚か買って巣箱を囲みました。これで何とかこの夏を乗り切れれば良いのですが。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/140/14047260417452352889.jpeg"]

現在の状況なのですが、日当たりの強い左側には、巣が全く作られていないように伺えます。

暑さへの対策を怠らずしっかり取り組んでいこうと思います。

ありがとうございました。