Question

養蜂に初挑戦のアクティブシニアです。おせわになります。

4月11日、14時20分頃、巣箱見回りに行った所、巣箱の前に、蜂の大群が玉になっており、初めてみる光景に大感激致しました。やったー。この巣箱はイチゴ農家さんから戴いた単枠式の箱です。設置条件を以下に記します。巣門は東向き、柿木の下に、固定。回りは大きく開けており、蜜植源はほとんど無い、広い未使用の畑。巣箱の中には、蜜が残っている使い古しの巣枠と、空の巣枠1枚入れました。

所で質問です、これから、どのような作業をしていけば良いか？または注意事項などありましたら、ご教示戴きたく存じます。例えば、女王蜂が入居しているか否かの確認方法。巣枠を追加するタイミングとその方法。巣箱を移動するかそのまま置くか？夏に向かっての対策など。以上、お手数をおかけ致しますが皆さま、なんでも結構ですので、情報を戴きたく、宜しくお願い致します。

Answer 1

西洋ミツバチ用の巣箱に西洋ミツバチが入居したのですね!?

まず、入れてある木枠総数は、５枚くらい必要となります。空の木枠に正しい位置に造巣させる為には巣礎を張った方が綺麗に巣脾ができあがり、後の管理が支障なく行えます。使い古しの巣脾枠が複数あるのであれば、空の木枠をその間に挿入すれば何とかうまく造ってくれるでしょうが。巣枠と巣枠の感覚は、木枠に山形自距金具がついていれば、それをぴったり合わせた間隔を保つ必要があります。それ以上になると２枚の木枠に３枚の巣脾を造ってしまうことがありますから注意が必要です。

入居した群が第１分蜂であればすぐに造巣～産卵しますので、花粉搬入がみられるようになったら内部を検査して女王蜂を確認しますが、第２分蜂以降であると処女王なので交尾飛行に出かけなればなりまので、産卵開始までに１週間ちょっと要します。

まずは、５枚程度に生活が始まる状態にしてください。

女王蜂の確認は、正常な産卵をしているかの確認ができる（有蓋巣房の凹凸により働き蜂の卵をきちんと産んでいるかで判断）まで待って行うのがいいでしょう。

巣箱の移動については、２ｋｍ以上離れた場所であれば希望の時期にいつでも行うことができるので、飛鳥になりましたがまたおたずねください。但し２ｋｍ以内の近距離移動については４０～５０ｃｍずつ天気のいい日に少しずつ移動させるか、いったん２ｋｍ以上離れた場所に移動させた後、３週間ほど経過してから再度移動させる必要があります。この場合も１度目、２度目ともに２ｋｍ以上の移動距離を確保する必要があります。

Comments

ハウス農家が使用される西洋ミツバチ巣箱は、取り扱いしやすい小型のもの（巣脾枠が４～７枚程度入る）の場合が多いので、これは普通に飼育するには小さいので、標準巣箱（１０枚型）にする方が今後便利だと思います。新たな巣枠の挿入は、内検の結果、巣脾全体に蜂が充満している様であれば、加えなければなりません。１枚の巣脾には今の時期ですと2,000匹、夏の時期は1,500匹、越冬させる冬の時期には2,500匹くらいが適当な蜂数となります。

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ハッチ@宮崎様

早速の御回答、誠にありがとう御座いました。今年から初めて、単枠式に西洋が、その後、自宅の庭に置いた重箱式に日本ミツバチが入居しました。ここ、数日で２群を捕る事が出来大変驚いております。

今回、ご回答いただいた木枠の入れる枚数、巣箱の移動方法など大変参考になりました。今後はご指導のように、標準巣箱を使用する事を検討して行きたいと思います。

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日本みつばちと西洋ミツバチの入居、おめでとうございます。飼育比較によりそれぞれの特性をたのしみましょう。

それからおう１点。巣枠に三角形のコマが取り付けてある場合、これは移動養蜂家が便利なようにしたもの（移動時の巣枠固定、採蜜時の巣脾間隔拡大）で、ミツバチにとっては広すぎて迷惑なものですので、取り外してあげてください。→夏場までは何とか持ちこたえますが、越冬時は温度を保つために苦労を強いてしまい成績が芳しくありません。

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ハッチ@宮崎様

巣枠の三角駒の件、ご指導有難う御座いました。色々、ノウハウが有るのですね。早速、取り外して、落ち着いた頃に、外したものを、入れたいと思います。また、ご指導のほど、宜しくお願い致します。