写真を整理して、画像のサイズを統一するのに手間取っておりました。こうして改めて眺めてみると季節の移り変わりはすなわち動物たちの成長と全く重なって、成長、繁栄、衰退とお腹いっぱいのフルコースでした。とても勉強になりました。当初、女王が亡くなったのは10月7日と見立てていたんですけど、ハチの数の増減を見てみると、アカリンダニが発生した時期と重なります。巣板がチラホラ見え始めた(ハチの数が減り始めた)のがアカリンダニ対策でギ酸を投与した時期だったのです。そのときに女王さんも感染し、頑張ろうとしたけど最後に窒息死してしまったのかなと。その直後から働き蜂の産卵が始まり、いよいよ崩壊へと向かっていき、スムシにとどめを刺されたのかもしれません。つまり、アカリンダニに早く気付くとこができていればハチの数は減らずにスムシにも対抗できたのかな。。。それにしてもスムシというのは恐ろしいものですね。
蟻酸投与(金網の上に蟻酸パテ)
この段階ですでに中央部はスムシが繁殖しており、群は奥の壁際に移るか下に蜂玉を形成するか選択に迫られたはずです。逃去する選択肢はなかったのでしょうか?居心地は良かったのかもしれません。でも女王さんいないのに引っ越したって仕方がないじゃんという意見が出たのかも。。。
突然群がいなくなり、奥に固まっているのが見えました。
中央の2枚が落下してステンレス板に接触。この段階ですでに巣の奥半分はスムシの大繁殖状態でした。落下した巣を取り除くと同時にステンレス板も撤去しました。そうすることでカメラを奥に突っ込んで撮影することができ、群が塊になっているのが見えました。