3日前の1月16日の朝、2号群の巣底の掃除をしたところ巣屑とともに百匹近くの死蜂が出てきました。どうしたものかとその日は頭から離れません。翌朝、恐る恐る見てみますと同じくらいの死蜂があり大ショック! 2号群は6月に孫分蜂群を入居させ、一月足らずのうちに厳しい児捨てがあった群です。その後立ち直ったのですが、重箱2段と1/3までしか巣板が伸びなかったので秋の採蜜は見送りました。(重箱内寸:23×23×19cm)
徘徊蜂や児捨ては全く見られなく、あれこれ考えた末に餓死ではないかと思い初めての給餌をしてみました。この時期の給餌は多くの方々が否定されていますが他に打つ手が思いつきません。一昨日の17日から発着台の上に小さな器に糖度50度の蜂蜜を浅く入れてみました。
巣内に入れるべきでしょうけど様子を見るためあえて外に置きましたが、喧嘩は見られないので盗ミツバチはいないようです。1分近く蜜を吸いこんで歩いて巣に入っていきます。右のこぼれた蜜にも盛んに集まっています。
今朝の7時に取り切れなかった巣内の死蜂をピンセットなどですべて取り除いて、正確な死蜂の数を数えることとしました。16時の点検では底板には0匹、巣外に3匹確認できました。
給餌が効果があると確信できれば容器を大きくして巣内に入れようと思います。可愛い娘たちに与える蜂蜜は全く惜しくはないですね。厳しい児捨て状態から立ち直った群です、なんとしても暖かい春を迎えさせたい。