先の管理人さんからの問題提示で日本の蜜源植物(社団法人 日本養蜂はちみつ協会)の本を読んで気がついたのですが、この杉花粉は早春の花粉源として掲載されてます。これが日本ミツバチが利用しているかわかりませんが利用していれば早春の蜂子育てに安定した量となりますね!
同じページ下のオニグルミは晩春の花粉源です。
活動場所 :徳島県
活動場所 :宮城県
どうやって杉花粉を集めるのでしょうかね⁉
空中に浮遊してる杉花粉の蜂体への付着を集める? 杉花から吹き出る花粉を狙う⁉
利用できれば増勢に相当貢献した筈なので、花粉症報道の頃に毎年蜂児が倍増した・・・みたいな感触があってもよさそうに思いますが、余りそうは感じないような・・・
ハッチ宮崎さん
確かにその疑問がわきます。この本ははちみつ協会から出版されており、花粉源と明記しているというのは和洋ハチどちらかが花芽から花粉を掻き集めているでしょね!
話が少しズレますが当本の冒頭に蜜源植物の区分の概要というページでは
マツが早春蜂群建勢用と記述されております。マツ類はプロポリス源であることから洋ハチですね。
私もハッチさん同様、極微小粉体のスギ花粉を、ハチが、どのように収集するのか疑問でした。
一例として、【佐々木正巳著「ハチからみた花の世界」海遊社】では、スギに関して以下の記述が見られます。 私はこの説を支持しています。
「スギ花粉は花粉症の原因として悪者になっているが、ミツバチがこれをどの程度利用しているのかは不明。気をつけて見ているが、ミツバチがスギの花から直接花粉を採集しているところは一度も目撃しないし、花粉ダンゴの分析で多数のスギ花粉が検出された例も聞かない。したがって花粉源としている本はあるが、疑問のように思われる(スギ科と扱っている場合も多い)。日本在来種
Yamada kakasiさん
本件は限りなくグレーですね。以下はウキペディアより抜粋しました。
マツは風媒花ですね。 お騒がせしました。信用は一つでも疑う処があると全てが失われます。
皆さん こちらのミスで全然違うのをペーストしてしまいました。
正しくは以下の通りです。
マツの花は雌雄同株[注釈 1]である。雌花は枝の先端に作られて、小さな球果の形をしている。雄花は枝の根元に作られ、小さなラグビーボールが多数集まった様相を呈すものが多く、色は黄色から赤色までさまざまである。風媒花であり雄花で作られた花粉は風で、雌花に運ばれて受粉する。
風媒花≠ハチの訪花植物 という不等式が成立しないところが、難しいですね。 イネは風媒花の代表ですが、夏の花粉のない時期に咲くため、ミツバチが訪花します。ここで、カメムシ退治のネオニコチドイド系農薬の被害にあうことになります。
私のハチ場の一部には、水田が広がっていますが、幸い農家の自家消費用で減農薬で栽培している結果、被害が出たことはありません。
イネがまさしくその通りですね。イネは眼下なので訪花を目視できますが
杉など背が高いので目視されにくいのかもしれません。
こちらで全くの偶然に知った農家は洋ハチ群を飼育してましたが主人が亡くなりました。ハチ場は荒れ果てハチ一匹もいません。ご家族は関心なく引き継ぐことはありません。場環境はそばに用水が流れ広い農地です。問題なければこちらが借りたいぐらいです。まあシビアになるから手を出しません。
冬の夜長の愚痴でした。