昨年末から仕事が忙しく、やっと巣箱の準備を始めました。分蜂までに間に合いそうで胸をなで下ろしております。昨年の女王様の急逝の原因をアカリンダニ感染と想定し、このピザ窯ではメントールやギ酸の処方ができない、悲しい思いを繰り返したくなかったので、かなり面倒でしたが思い切って改修工事をすることにしました!
屋根と煙突を取り外し、、
分厚い鉄板を溶断して耐火煉瓦の天井の一部を撤去、、
天井にポッカリ穴が!昨年は左奥から巣が作られましたので、穴も左奥寄りに開けました。
ステンレスの箱を現場の形状に合わせて制作、穴に落とし込んで周囲をモルタルで埋めます。ボックスの上部にもう一段のスノコを置けるようにして、その上にメントールを設置したいと思います。ある程度巣が大きくなるまではメントールなどは入れないつもりです。
上段のスノコを落とし込んだ状態
フタは15ミリのランバーコアにお風呂マットを止めたもの
これで完成です。冬はこの上にグラスウールなどを詰め込んで保温するつもりです。
窯の内部です。
正面突き当たりの壁の耐火煉瓦が柔らかいタイプのレンガで、スムシが穴を開けていたのでこの壁だけはモルタルを塗りました。あとは床にあった仕切りの出っ張りも撤去し、床の中央付近が少し高まるように勾配をつけて左官。そうすることで巣屑を搬出しやすいようにしました。レンガのひび割れなどもスムシの温床になっていたので、これでスッキリとシンプルになりました。
・・・・来てくれることを心から祈りつつ!