越冬唯一群が第5分蜂したので各分蜂集合板と元巣からの位置関係、おおよその距離を図式化し、実際に集合した分蜂集合板の考察をしてみました。サンプル数が少ないので偏りがあるかも知れません。
①~⑦、⑨に分蜂集合板を設置、⑥~⑧は常緑樹、以外は落葉樹で第Ⅲ分蜂までは葉芽がわずかに出かけた状態であった。各分蜂集合板は1.7~2.2mの高さ、③の上部のみ遮光ネットで覆っていた。①②④と③⑤⑥との間はh=240㎜の防鳥ネットで区切っていた。画像上側:南 左側:東、元巣と③は1m、⑤は2m、他も同縮尺、樹高は3~6m、全ての集合板には園芸用ヤシマットをタッカーで固定し蜜蝋を塗布した。巣門はE,S,Wの3面を解放中であった。
(a)半径7~8m上空を旋回しながら集合場所を選定しているようであった。
(b)一度集結した分蜂板であってもより良い所を目指して移動する場合もあった。
(c)第Ⅰ~Ⅲまでは同じ集合板に、第Ⅳのみ異なったのは葉の成長が著しくなったからか?
(d)柿の木肌を好むようだ。
(e)遮光ネット(75%)は好まれるようだ。