巣門から2匹が絡んで転がり落ちる寸前に飛び上がった直後に高い羽音で一匹がもう一匹をぶら下げて発着場下に捨てていました。この時の羽音はレクエイム、物悲しい羽音に聞こえました。足元を見ると小型蟻の餌食となりつつある亡骸が多数、4面巣門の横から底板を覗くと向こう側が見えないほどに何かが詰まっているようでした。巣板でも落ちたのかと底板を引き出すと20匹近い亡骸が見えてきました。本日の清掃担当は姉妹の運び出しと辛い試練でした。
ようやく終息したと安堵したのも束の間、母親群巣箱周辺では目を覆いたくなる惨状が再現されていました。