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ニホンミツバチ
酷暑の中 自然営巣捕獲の記録

葉隠 活動場所:佐賀県
ニホンミツバチの繁栄を願っています。蜂の駆除依頼を受けた場合、全て保護捕獲しています。床下での捕獲は重労働ですが、軽い返事で引き受けています。 床下…もっと読む
投稿日:2018 8/12 , 閲覧 513


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/133/13368270443467354382.jpeg"]

(写真は巣の一部で、左に見えていない巣板があります。)

8月10日 予想最高気温36℃の中、一人暮らしのおばあさんの家のお墓の和蜂群を捕獲。

*経緯 今年4月入居 毎年営巣するとのこと。昨年は殺虫スプレーで駆除したとのこと。

*巣のサイズ 横幅55cm 縦35cm 巣板12枚 作業時間6時間 捕獲した蜂は約12リットル(約20,000匹か?)

*群の性格 攻撃してくることは一度もなく、巣板から速やかに退避して蜂塊になり、巣を明け渡してくれた。人を恐れて騒ぐことはなく、落ち着いた群であった。防具は着用せず、素手で作業をした。

*作業方法 エンジンブロアーで網箱へ吸引。吸引で犠牲になった蜂は、ほぼゼロ。

*事後処置 蜂の入った網箱は、エアコンを強く効かせた暗い部屋に一晩置く。育児巣房が多かったため、これは一晩プラケースに密封してハチノスツヅリガの侵入を防ぎ、翌日 重箱最上段内に並べた上、蜂蜜を給餌した。群は落ち着いており、定着しそうであるが、念のため逃去防止器をセットした。

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*今後の計画 4ケ月で強勢群となっており、貯蜜も非常に多かった。又、指に乗って来る人懐こい性格のため、来春人工分蜂により群を増やしたい。

※ 短期間で多くの蜜を貯め、授粉に多大の貢献をしたであろうこの群。スズメバチには捨て身で闘うこの蜂たちであるが、人には抵抗することなく惜しげもなく巣を明け渡して蜜を人に残す。太古の昔から、人がオオスズメの襲撃からこの蜂を守ってくれることがDNAに刻まれているのかもしれないと思う。もしくは、巣を採集する人に反撃すれば、全滅させられることを知っている賢明な行動かも知れない。

縄文人もきっと和蜂の蜜を土器に保存し、貴重な食糧としたと思う。ときには蜜に山ブドウを入れて発酵させ酒を作り、酔っぱらったのではないだろうか。 現代人の飲む酒より、余程美味い無添加の高級酒? 土で作った大きな壺で和蜂を飼ったかも知れない。

和蜂への敬意と感謝を胸に、16時~22時の作業でした。きつい作業のため、あちこちに筋肉痛が残っています。

コメント9件

ひろぼー 活動場所:佐賀県
投稿日:2018 8/13

おはようございます

長時間の捕獲作業お疲れ様でした

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2018 8/13

葉隠れさんお早うございます。
6時間も大変でしたね、私も、一度トライしたいものです。
捕獲中の、関連の写真等見せて頂きたいです。

noji 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/13

葉隠さま、日誌ありがとうございます!

なんか、感動しました。何か迷った時に読み返したい日誌です。(日誌を保存する機能も付けてほしいです。)

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2018 8/13

ひろぼーさん コメントありがとうございます。

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2018 8/13

カッツアイさん 関連の写真は、後でこのコメント欄又は捕獲続編として日誌にUPします。

育児巣房を変形させないよう、また蜂の犠牲を出さないよう丁寧に作業をするため、自然巣捕獲は想像以上に時間がかかります。また、不自然な同じ姿勢での長時間作業となるため、筋肉への負担も大きく疲れます。自然巣捕獲は事前に体調を整え、覚悟が必要です。

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2018 8/13

nojiさん

師匠もいなくて独学で和蜂の捕獲と養蜂を始めた当時は、面布をかぶっても1日に30ケ所刺されたりしていました。今は刺されないコツがわかり、防具なしで滅多に刺されません。

捕獲を始めた当時の手探り状態を思い返し、少しでもお役に立てればと日誌を投稿しています。ここのサイトで学ぶことも多く、貴重なサイトであると考えています。

ここのサイトを当たり前のように無料で利用させていただいていますが、コストと労力がかかっていることでしょう。管理者様には感謝しています!

yamada kakasi 活動場所:愛知県
投稿日:2018 8/13

葉隠さん

炎天下、長時間の、人助け、ハチ助け ご苦労様でした。

捕獲活動、続編期待しています。

ご報告書の文中で、以下の事後処置では、重箱を使用されて収容されたようですが、自然群の収納例では、巣枠式を使用される方が、多いような気がします。重箱には、群と巣碑をどのように収容されたのでしょうか?
続編で、ご説明いただけたら、ありがたいです。


【*事後処置 蜂の入った網箱は、エアコンを強く効かせた暗い部屋に一晩置く。育児巣房が多かったため、これは一晩プラケースに密封してハチノスツヅリガの侵入を防ぎ、翌日 重箱最上段内に並べた上、蜂蜜を給餌した。】

葉隠 活動場所:佐賀県
投稿日:2018 8/13

yamada kakasiさん 続編 お待ちください。明日までには何とか。。

カッツアイ 活動場所:岐阜県
投稿日:2018 8/13

葉隠れさんこんにちは、捕獲続編の日誌楽しみに待っています、
宜しくお願いします。

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