優良系統のため温存してきた女王蜂でしたが、4年目に入りやや衰えがみえてきました。内検すると新たな女王と共存していました。
この時期になると野外に雄蜂は少ないので交尾できるか微妙ですが、季節柄巣門前には胡蜂捕獲噐を装着していてその型式が完全防備型だと金網間隔が隔離板に近いことから処女王が交尾のために出巣することが出来ない可能性がありますので
下から出入り出来るタイプに変更しました。
手前は完全防備型胡蜂捕獲噐です。
遅かれ早かれ旧女王蜂は寿命を迎えてしまうので、産卵力旺盛で強勢群になりかつ分蜂性稀薄で集蜜力があるこの系統維持の為にも是非とも交尾飛行を成功させ譲位が完了出来ればと願いつつ観察を続けます。