私と相棒は、もっぱら図のような、手絞りでしたが、次第にハチ場が分散し、手しぼりでは、追いつかなくなりました。そこで、無償でいただいた、中古の西洋ミツバチ用遠心分離機を使っています。
手回しの遠心分離は、ヨウバチ用で重く、これを繰り返し何回も猛スピードで、ハンドルを回す必要があります。
解説すると長くなるので、下の写真とイラストのイメージで捉えたください。
❶巣箱の切断は、
原則、春は上の図のように、たいてい下に継ぐ箱をしますが、秋の採蜜は、継ぐ箱はしません。
保温とメントールの蒸散を促すため、巣箱を取り除き、コンパクトにする場合もあります。
❷たいていは、
巣箱の側面を上のような木槌で、叩いて移動願うのです、なぜか移動を拒む群れも少数ながら、います。その時はブロアーを巣碑の間に向けて、ゆっくり上下または左右に振ると、巣碑から離れます。 巣箱ごと大きなプラボックスに収納、次のハチ場へすぐに、移動します。
❸巣碑のついた巣箱は
一カ所に集荷、たいていは、私と相棒+助っ人 という人数で、それぞれ分担して、流るように作業(のが理想的ですが、例年、前年に、どうやったか、忘れてしまい、思い出すのに苦労します。助っ人も毎年入れ替わります)というわけには、当然いけません。
❹そして
毎年、何だか分からない内に、バタバタして終わります。
昨年は、腕が折れるほど、ハンドルを回したのに、一向に貯蔵バケツに蜜が貯まりません。、不審に思っていたら、バケツの栓が、抜けていてバケツ半分ほど、地面に大量に流れてしまいました。
いくらかの蜜は、スズメバチと、ミツバチのお腹に納まりました。