私が最初にミツバチに興味を持ったきっかけは「蜂群崩壊症候群」をニュースや書籍で目にしたことです。
その時、市民農園を借りて家庭菜園みたいなこともしていたのでミツバチの受粉がなくなるとほとんどの作物ができなくなってしまう!これは大変だ!ということで自分もミツバチを飼って少しでもミツバチの保護の手助けができないかと思い色々と調べることになりました。
(実際、飼ってみるとニホンミツバチは果樹とか木の花にいくことがほとんどで野菜などはセイヨウミツバチがほとんどのようです)
そこから日本には「ニホンミツバチ」という固有種がいて、それを飼っている人たちがいるというところまではネットで調べて知ることができました。
その時にニホンミツバチに抱いた感情は一言でいうと「なんて神秘的なんだろう」というものでした。この日本にだけ生息して脈々と日本の自然と共に生きてきた種。もののけ姫の世界のような(架空ではありますが)ところからずっと日本に生きているすごい神秘的な生物なんじゃないかと大げさかもしれないのですが思ったのが事実です。
息子が2歳ぐらいの時で今もう8歳になるので6年ぐらい前ですね。
その時点では「飼えたら面白いだろうな」ぐらいで具体的にどういうことをすればいいのかもわかりませんでしたので、情報を調べるだけでした。
そんな中で息子が3歳ぐらいの時に宮古島に移住して、沖縄にはニホンミツバチはいないことを知っていたのでニホンミツバチを飼うなんてことはほとんど頭の隅からなくなっていました。
そして息子が小学校に上がる前に「やっぱり水が綺麗なところがいいな」ということもあり、嫁さんの実家に近い今住んでいるの山形県遊佐町に引っ越すことになりました。
そこから本土に戻ったということもあり、ニホンミツバチを飼えるのでは??という思いが再燃。こちらのサイトに縁あってたどり着きました。
2016年の京都ニホンミツバチ研究会に参加しQ&Aの先輩方にお話を聞き、2017年自宅の庭に待ち箱置いてみたが一切捕獲ならず。
2018年、ようやく今年初捕獲といったところです。
その群(多分分蜂された)も今は元気がありませんが、すでに来年の構想(妄想)で頭はいっぱいです。
ニホンミツバチ、そしてこのQ&Aサイトに出会えてよかったのは(まだまだですが)花の名前を覚えたこと、スズメバチがそんなに怖くなくなったこと、蜂友が出来たことでしょうか?
ニホンミツバチの存在を知った6年前にはまさか飼うことができるとは思っていなかったニホンミツバチ。でも存在を知って、ぼんやり思っていた時間もきっと何か縁を運ぶことに繋がっていたのかなと思ったり・・・
ぼんやり大事ですね。
去年は捕獲出来なかったけど散歩のたびにニホンミツバチを探して写真を取っていたなぁ〜(これはガウラ)