「アサギマダラ」2匹が我が家のフジバカマにやってきました。フジバカマが待ち箱に添えるキンリョウヘン、アサギマダラは自然巣からの分蜂群が初めて待ち箱に入居した様な感動を覚えました。
アサギマダラは渡りの途中でエネルギー補給を兼ね約20分間休憩して飛び立ちました。どうか無事に目的地まで到着して欲しいものです。2匹とも翅にマーキングは見られませんでした。
なお、フジバカマには毒性があるそうですがハナアブやハナバチがたくさん訪花しています。ミツバチ達の姿を見かけることはありませんでした。
↓右後方はちびっ娘達(D群棟)
↑↓これからの長旅に向けてしっかりと吸蜜&休憩していってください。
↓ネットより転載
アサギマダラは渡りをする蝶として知られており、台湾及び南西諸島と本州の間を2世代かけて往復するという生態を持っています。2011年10月10日に和歌山県から放たれたマーキングしたアサギマダラは、83日後の12月31日に約2,500 km離れた香港で捕獲されました。途中高知県でも捕獲されていて、世界第二位となる長距離移動が確認されています。春に本州へ飛来した個体は卵を産んで一生を終えますが、秋に成虫となった個体が再び南方を目指すというサイクルを繰り返して、2世代をかけた渡りを実現しています。誰に教えられるという訳でもなく、本能として身についている行動なのでしょう。なんとも不思議な気がします。