24日間に渡り、シュガートリートメントを行なってみたまとめです。
10月1日 220ダニ から始まり
10月8日 103ダニ
10月11日 167ダニ
10月15日 108ダニ
10月18日 47ダニ
10月22日 70ダニ
このように経過しています。
その間、シュガートリートメントのやり方も試行錯誤しながら変化してきました。
今のところ私が行き着いたシュガートリートメントの方法は以下です。
・外勤蜂も巣箱に帰ってきている夕方はじめにシュガートリートメントを行う。真っ暗になってからだと電気の光に蜜蜂が集まってきてしまい、家の中に蜜蜂が入り込む事多々あり。
・シュガートリートメントを行うと蜜蜂がたくさん飛び出してくるので、常時巣箱の上部に金網をゆるく張っておく。ゆるく張っておく事で、巣枠上に溜まった粉砂糖を落とすことが出来る。
・金網の上からたっぷり粉砂糖を掛ける。調理用の粉ふるいを用いると良い。巣枠一枚につきレンゲ1〜2杯分の粉砂糖。巣枠上に積もった粉砂糖はハイブツールの平らな面で平すように落としていく。
・30分〜45分程経ったら、巣箱の底板(引き出し式にしてあります)を引き出し、また底板周辺に落ちた粉砂糖もハイブツールや細長い木片などでできるだけ綺麗に掻き集め、調理用のバットに集める。
・集めてきた粉砂糖は、調理用の細かいフルイ(ザル)に掛けて、余分な粉砂糖を避ける。
・小さい容器に水を張ったものを用意し、爪楊枝の先を水で濡らしたものでヘギイタダニをチョンチョンとつけては水の中に落としながら、数える。
こんな方法で、毎日シュガートリートメントをしてみました。ヘギイタダニの数は確かに減ってきていますが、それと同じく蜜蜂の数も減ってきてしまっています。
巣枠を整理して現在心許ない3枚群。アン女王も健気に産卵はしてくれていますが、なんとも心許ない産卵ペースです。
このままでは、オーガニック養蜂を目指すどころか、蜜蜂が消滅してしまう!!と、遅ればせながらチモールを処方していただき、10月25日 チモール投入となりました。
順調なサファイア女王の群にも数日おきにシュガートリートメントをしていましたが、少しずつヘギイタダニが増えてきているように感じるので、こちらもチモール投入しました。
どちらも、なんとか越冬してくれることを祈るばかりです。
シュガートリートメントをして思ったこと。
・蜂数の多い群にシュガートリートメントをすると、蜜蜂たちの熱気で粉砂糖が液化します。それを蜜蜂たちは舐めて集めているように見えました。
これでも身体中についた粉砂糖を舐めるでしょうから、ヘギイタダニは落ちるのでしょうか??
強群で回収出来る粉砂糖はかなり減って落ちてきています。
・シュガートリートメントをすると、巣房にも粉砂糖が入ります。弱群では巣房の中に入ってしまった粉砂糖を清掃するのが負担になっているのではないでしょうか??
・シュガートリートメントを毎日夕方に、24時間毎に行っても、その間にダニは生まれて、次の巣房に入り込んだりしているのでは??
・そして、当然ですが、たっぷり粉砂糖を掛けても、巣箱の下の方にいる蜂たちには届いていないように思います。
粉砂糖は高いので、コストもかなりかかります。
最後の方は、フルイで濾した粉砂糖を再利用してしまったのですが、これも良くないのかなぁ?
ダニが少ないうちにシュガートリートメントをしたら、もしかしたらもっと効果があるかもしれません。
あとは、教えていただいたように、蓋児がいない時などは有効なのだと思います。
報告まで(╹◡╹)