11月1日に捕獲した群( https://38qa.net/blog/38614 )のその後
↑本日内検 11月2日に箱上部で給餌した約1ℓの蜜を食べ尽くしている。
↑空瓶を撤去したところ(穴直径8mm)
↑(最上段)巣板の蜜は食べ尽くし、約9割の蛹は羽化している。幼虫は、捕獲後ほぼ1日餌が与えられず死んだため搬出されたと推察する。最上段に産卵と育児中の幼虫は見られない。羽化しなかった蛹は、捕獲作業中の低温とカイロでの夜間保温22℃に耐えきれなかったと推察する。当初予測したとおりの結果である。
↑(上から二段目)最上段の巣板を撤去したところ。 この巣板は、蜜が残っていると推測し、後日撤去することにする。
↑再度 蜜を給餌する。
↑最上部に蓋
↑撤去した最上段の巣板 蜜はほぼ食べ尽くし、花粉は残している。
課題:①幼虫・蛹の低体温死を最小限にするためには、捕獲作業中の保温も必要である。 ②育児巣板を夜間22℃で保温したが、保温不足であったと思われる。
現況:古い巣を隔離するために上下に仕切っている。造巣・産卵・貯蜜は、下の箱(空洞)で進んでいると推測する。打音検査でも、それをうかがえる。
今後:当地ではセイタカアワダチソウの花期も過ぎ流蜜窮乏期となる。強勢群であるため、蜜と砂糖水で当初からの合計約5~7ℓの充分な給餌を予定する。