以前に働き蜂の体重を測定しました。たまたま死蜂が多くいた時、10匹の重さを測定したところ約600mgでしたので1匹は60mgと決めました。その後ネット等で調べてみると、ドンピシャの60mgとされた人もあり、また、日本蜜蜂は60~80mg、西洋蜜蜂は110~130mgとされたり、養蜂協会では働き蜂は100mg、女王蜂は250mgとされたりしています。そして、外勤蜂が持ち帰る花粉や花蜜は体重の半分くらいとのことですので、測定する蜂の状態で相当変化することになります。
これは以前に廃校となった小学校の備品を入札して手に入れたものです。1目盛りが50mg、右の天秤に1週間前に死んだハチを乗せています。多分体液が蒸発して軽くなっているようで50mg弱です。そこで・・・
① 捕獲した蜂球の正味重量で群れの蜂数が推定できそうです。600gだとすると約1万匹となりますが、分蜂時には多くの蜜を体に溜め込むので60mg/匹よりかなり多くなるのでしょうから、その時の体重を知る必要がありますね。来春の課題です。
② 大量死があった時、原因が餓死なのかどうか? 基準の体重と餓死した個体の体重が分かればその比較で推定できるのではないかと思うのですが。明らかに餓死した直後の体重測定が必要です。
蜂の世話がほとんどなくなりましたのでこんなことを考え始めました。