ニホンミツバチの分蜂時期のイメージができるように、2018年の分蜂マップ ( https://www.swarm-map.com/ja/archive/2018 )をグラフにしてみました。
選んだのは静岡、愛知、三重県です。投稿者も多いのですし、県内での気候の違いも少なく、同じ地域の傾向をより正確に反映できると判断しました。
例えば、京都府や兵庫県だと南北に長く、太平洋側の南部と、北部の日本海側では府内でも10日前後のズレがあるように感じています。
以下のグラフは、中国地方から関東地方までの太平洋側でほぼ当てはまるはずです。
また、九州では全体的に早くなり、東北では全体的に遅くなりますが、傾向は似ていると思います。
昨年は愛知県で1件だけかなり早い時期に報告されていますが、全体的には次のように言えます。
3月25日頃からポツポツと報告されるようになり、4月1日から一気に増加する。
4月8日頃に一度落ち込んでいるのは、気温が大きく下がっていたからのようです。
4月10日ごろから分蜂が特に多くなり、数週間続きます。
第一分蜂、第二分蜂、第三分蜂が数日から10日おきくらいに次々と出てくるのでこの時期に集中するようです。
昨年は分蜂が少し早かったこともあって、5月以降はかなり数が減っています。
全体の75%は、5月1日までに報告されていました。