宮崎市街地中心部の空き民家屋根軒下に営巣された開放型日本みつばちの巣を観察に出掛けました。
道路に面した家ではありますが、そこ(東側)からは全く直接目にすることは出来ず、西側にはビル、北側には小さなしかし繁った低い樹木が生い茂る庭を挟んで隣家がある環境です。
西洋ミツバチのラ式巣脾を連想させる綺麗な巣板が平行に10枚並んでいますがその一つ一つの大きさはラ式を遥かに上回る巨大な巣脾です。高さは30㎝程度ですが巾は50㎝を優に超える大きさです。
隣家と接近している為
2階建て家の全景はこれが離れて撮影できる最大のものになります。
巣のすぐ下、出窓屋根には巣屑が沢山落ちていますがサラサラしていてまだ気温が低いせいかスムシは見られませんでした。
接近して真横から見ますと↓こんな感じです。
巣板7-8枚に渡って蜂球が形成され、近付いたらその周囲一帯は暖かな空気が充ちて本日20℃超の気温のせいもありますが北側から吹き付ける風があったとしても軒などで温かさが保持される空間になってる様です。
この野外巨大開放巣のある家は、O氏の姻戚の所有でTさん外1人計3名の蜂友さん方で時期分蜂期後に保護~収容される計画です。
市街地中にも自然豊かな広い庭を有する古民家がありそんな場所やビル屋上を利用した日本みつばちライフを楽しんでいらっしゃいました(*^^*)