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ニホンミツバチ
サックブルード(SBV)の概要 ---2

T.S25,ミツバチポスト 活動場所:山口県
偶然分蜂群を捕獲したのが平成4年、環境カウンセラー、環境アドバイザーもやってましたので、環境のバロメーターとして、日本バチの飼育を始めました。初めの…もっと読む
投稿日:2019 3/6 , 閲覧 558

SBVは群の大きさ季節に関わらず静かに始まります。分蜂後新しい成虫が出始めてしばらくして、約一か月ぐらい後、営巣が最も活発な時期1~2個体/日蜂児を出し始める。数日そのまま続く場合、一挙に100個体を超える場合などありますが、ピーク100個体/日を超えて更に、2週間ほど経過すると花粉を持ち帰るworkerが見られなくなり、逃去する場合、そのまま崩壊する場合とあります。



巣門からこのように咥え出て、遠くに飛んでは捨ててきます。咥えることでworkerにはSBV

ウイルスが存在すると考えるほうが自然で、さらにworkerは死なないと考えられます。





[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/175/17524967011298662099.jpeg"]

このとき単房には変わらず卵が産みつけられています。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/105/10587654032433898611.jpeg"]

産みつけられた卵が幼虫になると、workerが口吻で世話します。その時感染は拡大するでしょう。さらに外勤蜂が採蜜後、口伝えで濃縮します。これも感染拡大になるでしょう。下はなんら処置しなかった時の、データから作った蜂児出しパターンです。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/060/6018771839100180128.jpeg"]

分蜂から一ヶ月後蜂児だしが始まります。約10日でピークに達し、約一カ月で崩壊します

平成25年11月野外から駆除のため捕獲(蜂児出しはない)、越年群後5月15日蜂児2個、(感染している)6月21日滅亡した。

このコロニーのその後の、メントール処置と、紫外線照射を行いながら

平成26年4月14日分蜂、拡大した第二分蜂群を追ってみよう

予防予防のため7月1日にメントール処置(20g)

7月16日全て箱から出る。

再度強制的に箱に入れる。



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/029/2983762422083292977.jpeg"]

下の写真のように一段では入りきれないでやりかえさせる。


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/070/7098000381607682483.jpeg"]

その時の巣房には卵は見られない。計画逃去と考えられる。

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/070/7000138932939564343.jpeg"]

やり直し群も  25日後

8月10日-----------------蜂児200個程度だされる

8月22日-----------------逃去

8月23日----------------再度取り込み

 


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/146/14699190901291808552.jpeg"]


順調に営巣している。給餌器、(砂糖4:6水)、若干の臭い付けの蜂蜜のブレンド与える


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/039/3994096255669274530.jpeg"]

この群は越年、   給餌器、(砂糖4:6水)、若干の臭い付けの蜂蜜のブレンド

やりかえ群は成功しました

しかし

この群の4月16日の第一分蜂群に観察を移し続ける。

平成27年5月24日------------孫第一分蜂出る

平成27年5月31日 ----------蜂児5個体出る

平成27年6月2日 ------------蜂児14個体

平成27年6月3日  ----------蜂児13個体

平成27年6月4日  -----------蜂児12個体

その後10個体ほどが続く

平成27年6月19日 ------------少量のメントール処置

平成27年7月1日 --------------蜂児1個体

平成27年7月4日 --------------蜂児1個体

平成27年7月5日 --------------蜂児5個体

その後7月22日まで一ケタ台が続く

平成27年7月23日----------------蜂児13個体

平成27年7月24日---------------蜂児26個体

平成27年7月25日 ------------蜂児10個体

平成27年7月26日 ------------蜂児6個体

平成27年7月27日 ------------蜂児22個体

その後20個体前後の蜂児出しが続き

平成27年8月22日 -------------蜂児38個体

平成27年8月23日 ------------逃去、直ぐ箱に取り込む

平成27年9月21日 -------------取り込んだ箱から蜂児3個体

平成27年9月22日 -------------pupa含め50個体以上

平成27年9月23日 ----------- 紫外線照射始める(15秒間×3回)

平成27年9月24日 -------------pupa一個体、larva一個体

その後蜂児出しは止まる


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/093/9339953232808024898.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/125/12504954097324055934.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/077/7769849783021900591.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/003/399515274883139223.jpeg"]

11月10日から15日まで出される蜂児1~3個体

[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/103/10307258877631573421.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/124/12452907377183687275.jpeg"]

このころは10固体前後


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/055/5550960373428464009.jpeg"]

このころは50固体前後

11月26日から紫外線照射50秒間×8回

平成27年11月27日------------蜂児49個体

平成27年11月28日------------蜂児104個体

11月29日から紫外線照射50秒×12回

平成27年11月30日------------蜂児55個体



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/013/1351926529958896597.jpeg"]


さらに

平成27年12月1日------------------蜂児47個体

12月2日から紫外線照射(2分×2回)

12月4日まで38,47,41個体


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/168/16855404385645807632.jpeg"]

12月4日 内検

平成27年12月5日-----------------蜂児91個体

平成27年12月6日----------------蜂児190個体

12月20日まで100個体から200個体

その後の崩壊までの経過



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/062/6267104190874862713.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/076/7680563695622900188.jpeg"]




[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/139/13961641844257297352.jpeg"]


[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/049/4964137823510157760.jpeg"]



[image="https://d3dlv5ug8g5jts.cloudfront.net/030/3059191587720364534.jpeg"]

こうして

2月3日から3月21日まで2個体3,個体など続き

平成28年3月22日--------------崩壊

このデータからは、

A)蜂を追い出して巣箱をやりかえることは、効果がある

B)メントールの効果はない、

C)紫外線の効き目は巣脾が小さい初期は照射が行き届き効果がある、

D)大きくなって感染したものは効果はない。


保菌者のWorkerがら、成虫の20日に親蜂の口吻から蜂児に感染する

蜂児だけが死にいたる甚大な症状が出る。

感染経路は

① 分蜂時親蜂が保菌者である、

或いは

② 盗蜜などで、workerが感染し保菌者となる、

または

③ 広範囲に捨てられた蜂児をなめて感染保菌者となる。

そしてworkerによっての感染が蜂児に拡大する

新たなworkerがいなくなり崩壊に至リました。

コメント5件

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2019 3/6

T.S25 ミツバチポストさん、こんばんは。

SBVの経緯と対処詳細ありがとうございます。イメージ膨らませ何度も読み返させて頂いてま。見えない相手で大変そうですがせめて気持ちだけでもXデイに備えたいと思います。ありがとうございます。

T.S25,ミツバチポスト 活動場所:山口県
投稿日:2019 3/7

ネコマル様、私がこの報告の研究をする前ですが、三重県と愛知県あたりで、蜂児出しがあり、何人かの日本ミツバチの仲間の間で対処法を交換しましたが、多くの群は崩壊したと聞きました。その後の報告では自然治癒もかなりあるようです。現在はおさまってるのでしょうか。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2019 3/7

T.S25,ミツバチポストさん、おはようございます。

そうなのですね。身近に蜂場往き来する仲間無く様子分からずです。お役に立たずすみません。遠い世界の話では無く明日は我が身かな。分蜂後の育児で幼虫が出され崩壊するパターンが主の様ですね。

T.S25,ミツバチポスト 活動場所:山口県
投稿日:2019 3/7

ネコマル様、再生の為のさまざまな取り組みや、現在(2019年)の様子など資料が沢山あります。又報告しましますので、退屈しないで読んでやってください。

ネコマル 活動場所:愛知県
投稿日:2019 3/7

T.S25,ミツバチポストさん、ありがとうございます。

しっかりした向き合い方凄いですね。経験された事読ませて頂きとても勉強になります。

楽しみに待ちます。

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