昨夜ともし火隊の内検をしました。見た瞬間、絶望的な気持ちになりました。最後に残されていた育児できる巣房にまでスムシに入られてしまいました。これで産卵育児が全くできなくなり、あとは働き蜂の寿命が2週間後に来れば、女王様はたった一人ぼっちになってしまいます。女王一人では何もできないのです。もしそうなったら使っていない水槽を出してきて、女王さま1匹だけを飼い続けるのかなぁと覚悟を決めていました。でもそうすることにどれほどの意味があるのでしょうか。
今日は雨が上がって久しぶりに緑が輝いていました。ピザ窯には相変わらずたくさんの探索蜂が来ています。給餌をしなくては、、、と、ともし火巣箱の扉を開けて・・・・!!
どのように理解すれば良いのか、少し時間がかかりました。巣箱の中はもぬけの殻になっていました。逃去したのです。ついに逃去したのです。その手があったか!と思いました。でもあんなに少ない数でどうやって生きていくのでしょう?良い場所は見つかったのでしょうか?夜になって1つだけ気になっていたことがありました。ピザ窯に入っていないだろうかと、開けてみたけれど、誰もいませんでした。
心機一転、新しい場所で頑張って巣板を作り、ゼロからスタートするのかなと思ったら嬉しさと同時に寂しさも少し、でもこれが一番理想的な結末ではないかと思いました。祈るような気持ちで祝福したいです。さよならともし火隊!ありがとうともし火隊!