タイトルに結論を書いてしまいました。。。「最強の待ち箱はコレだ!」を知りたくて色々作ってみたのですが、はっちゃんが新居を決めるメカニズムなど存在しないのではないか?とりあえず箱があればなんでも良いのではないか?という結論に達しざるを得ない結論になりました。それは同じ条件で試せないということがあります。「あの時、サッカー選手の夢を諦めて今の会社に就職したから妻にも出会えて子にも恵まれ、、、」という人生を送った人にとって、サッカー選手の人生と両方を試せないのと同じです。1つの蜂場には1つの巣箱しか置けないので。2つをぴったり並べてどっちに入るかという試験もなんだか無意味な気がしますしね。
それでもせっかく試したのだから目的を一応持っていくつかのパターンを作ってみた事実だけ写真と共に羅列したいと思います。
巣門の形状、巣門の数、胴の大きさ
バリエーションは上記の3つです。この3項目が蜂にどのように評価されるのか知りたかった。
① 縦に長い巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は35㎝ エンジュ(入居)
② 縦に長い巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は28㎝ 椎木(入居)
③ 縦に長い巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は18㎝ ソメイヨシノ
④ 縦に長い巣門、巣門の数:2箇所、胴内径は20㎝ ソメイヨシノ
⑤ 縦に長い巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は20㎝ ソメイヨシノ
⑥ 小さな穴の巣門、巣門の数:1箇所、下を6ミリ浮かせる、胴内径は27㎝ 椎木(入居)
⑦ 自然の巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は22㎝ ソメイヨシノ(入居)
⑧ 自然の巣門、巣門の数:2箇所、胴内径は35㎝ エンジュ (入居)
⑨ 変形巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は23㎝ 椎木 (入居)
10) 変形巣門、巣門の数:1箇所、胴内径は23㎝ 椎木(入居)
11) 変形巣門、巣門の数:6箇所、胴内径は28㎝ ユリの木と椎木の混在(入居)
12)通常の巣門箱(横に長い)、巣門の数:4面、胴内径は22.5㎝ ラワン(入居)
13)ピザ窯、巣門の数:4個(待つ間は1個)、w50㎝×d40㎝×h44㎝ 耐火煉瓦(入居)
これ以外に通常の巣門箱の待ち箱が3基、合計16基の待ち箱を設置しましたが、探索蜂は全ての箱に飛来し、入居は8群でした。探索には来て入居に至らなかった理由は箱の良し悪しとは限らないし、逆に箱が良かったから入居したわけでもないということなんですよね。。。
ただ、観察していた時の感触としては、胴が細いよりは太い方が良い、短いよりは長い方が良い、巣門の大きさは小さい、細い、よりも手首くらいの太さの方がウケが良かったように思います。そしてこれは重要かなと思ったのですが、方位によって巣門から直射日光が差し込んで箱の内部が下から照らされて明るくなってしまうような向きに置かない方が良いと感じます。
以上、ハイブリッドのデザインについて当てにならないレポートでした!次回はハイブリッドの制作に関して見ていただきたく存じます。