ひと月ぶりに巣箱を見回ったところ、待ち箱に西洋ミツバチが盛んに出入りしている。巣門でニホンミツバチが1匹警備中。乗っ取られ和洋混成群となっていると感じる。内検すると重箱2段の巣板があり、巣板に多くの蜂がついており、営巣中と判断した。
状況:①出入りしているのは西洋のみ ②花粉を搬入する西洋もいる。③巣門をニホンミツバチが健気に警備している。西洋許すまじ、、
推理:約ひと月前にニホンミツバチが入居し、西洋ミツバチに乗っ取られた。働き蜂と女王は殺された。その後、羽化したニホンミツバチの働き蜂は西洋と混成群となり、育児と巣門警備をしている。未だ若いため外勤はしていない。
対策:同一蜂場の他群への西洋による盗蜂を防ぐために、巣門を閉鎖し粘着シートを置いて西洋を捕獲する。
シートはどれも昨年購入のものであるが、左右の安物は粘着力を失い用をなさない。今年の入居群は2割が西洋ミツバチであり、西洋が野生化しているのではないかと思う。