梅雨の合間、蜂場めぐりの週末となる。
<名古屋群>巣落ち後2週間
ペントハウスの蜂たちは相変わらず入れては出てを繰り返している。
巣落ち後、戻した育児領域の板は3週間後撤去する予定にしている。置いた巣板をどければ上がどうなっているか判断できるので、巣箱を外すかどうかを決める。
そういう予定だった。
<巣落ち後1週間目>
1週間後では、お世話の蜂が大量にいたが、今日は・・・
誰もいない!そしてずっしり重かった巣板もカラカラになっている!
「ちょっと来て来て!!」
真夜中の雨の中、妹が懐中電灯で照らして戻した巣板の状態を見せるために呼ぶ。
「げー!!!すごい!」
この1年、何もかもが初めてな私たちはイチイチ感動する。
ちゃんと固定されていた。簀子を敷いたので、簀子ごと撤去できそうだ。
まだ蓋のあるものもあったので、予定通り来週全部取る。のだが、数枚一時的に外に出して写真も撮ってみた。
<巣落ち直後の写真>
↓2週間後の本日、まだまだ蜂は多い。
手前にひっかかっていたのは落ちた模様。
足した巣箱を外そうかと思ったが、この状態で2箱取るとまたいっぱいになってしまうので、1ヶ月くらい、蜂たちが巣板を整え丸くなる数に減るころ、外すかどうかは判断しよう。
間違ってズームにしてしいまった写真。相変わらずお美しい。
その足で、郡上群の確認に・・・。
元気なのはいいのだが・・・
<郡上群1号>
<郡上群2号>
雄蓋が大量に落ち、オス蜂交えて大騒ぎしている。
2群とも分蜂か・・・そんなに十分な蜂の数がいると思えないんだけど、、、
ここは名古屋とは違い、まわりに自然の蜂がたくさんいるところ。巣に適したところがたくさんあるので、私の待ち箱を選ぶ可能性は低い。そしてこの分蜂が今の群にダメージを与えるかもしれない。夏分蜂はいらなくね?と話しかけてふと顔を上げると・・・
すぐそこに地主さんの箱が置いてある!あぁ!あなたも置くよね!!
「あそこに入ったら、秋に全採りされるから止めた方がいいよ!!」
マジで蜂に助言した。
置いてある箱は地主さんの箱。本巣は私の箱で私が名古屋から持ってきた蜂。土地は地主さんの土地。間借りしている小屋は地主さんの小屋。・・・・私が所有権を主張できるところは1ミリもない。私の待ち箱か自然に返ることを祈る。
<番外>
今日のメインイベントはミツロウ作り。外で煮だした途端キイロスズメバチ&オオスズメバチが飛んでくる。やむなく室内での作業となる。
垂れ蜜に使った袋のまま第一段階の精製へ。吹きこぼしたり大惨事は続く。