昨晩の台風並みの強風と冷えにより、ただでさえ少ない蜂っ娘たちが半分以下に。
きっともう30匹を切っているだろう。
床板にいた死骸と思しき一匹をつまみあげ、息を吹きかけてみるとわずかに動いた。すぐに暖かい日の当たる場所で手のひらに乗せて保温し、給餌してみる。
ゆっくりだが舐めた。温まってきたのか少しずつ動きだし、羽を震わせるまでに回復した。
良いか悪いかはこの際おいといて、寒く、空腹のまま逝かせるよりは温もりとお腹いっぱいになって逝かせてやりたい。
巣箱を完全に塞いで蜂を戻し、蜂蜜を入れて2時間様子を見る。
残りの子達がその間に蜜を食べる体力があれば良いのだが。
2時間後は蜜を撤収し、巣門を一つだけ解放しいつも通りに戻す。