少し前、小山さんとハッチ@宮崎さんが回答やコメントで、貯蜜と蜂群の活動の様子との関連を投稿していらっしゃいました。11月に入ってから我が家の2群で確認できたようですのでレポートします。お二人の見解はおおよそ下記のようだったと思います。
☆小山さん:貯蜜がたくさんある群は発着する蜂数が少ない。
☆ハッチ@宮崎さん:雨の日も多数発着するようだと貯蜜不足が考えられる。
我が家の『重箱3と1/3段』『巣枠+重箱3段のハイブリッド』は、11月に入ってから対照的な活動状況でした。重箱群はカウントできない程たくさん発着し花粉の搬入も多く、雨の日まで発着する元気な群だと思われました。それに比べハイブリッド群は花粉の搬入はあるものの発着が数分の1で、元気のないエネルギー不足の群にみえました。
尾鷲市の10月の降水量は大阪市の年間総降水量に匹敵する1458.5mmでした。越冬のための大事な開花時期に雨が多く蜜不足が疑われたので、11/8と11/18、味噌いり砂糖水60%を300ccずつ給餌してみました。
その結果、お二人の見解を裏付けることになりました。発着が少なく不活発に見えるハイブリッド群は全く砂糖水を取り入れず、数えきれない程発着し元気で活発に見えた重箱群はすぐに群がり取り入れ始め、翌朝差し入れたハイブリッド群の分まで2時間程で取り入れていました。
念のため扉を開いて内見すると、ハイブリッド群は縦型巣枠1段+重箱3段下端まで(約、重箱5段分)びっしりと蜂群が固まっていました。
例外があるかも知れません。夏の終わり頃余りにも蜜不足におちいってエネルギー不足になり、発着がとても少ないので給餌したところ、蜂鎖どころか蜂カーテンになって取り入れた年もありました。
対照的な2群の活動の様子から思ってもみなかったことを学びました。