ログインまたはユーザー登録してからコメントしてください

ログインまたはユーザー登録してから回答してください

ログインまたはユーザー登録してからいいね!してください

> 広告を非表示にする方法はこちら
パスワードを忘れた場合のバックアップとしてラインの友達追加をおすすめします こちら

この質問は1年以上前に投稿されたもので、情報が古くなってしまっている恐れがあります。ぜひ新しく質問してみてください。 新しく質問する

ニホンミツバチ
江戸時代、長崎・島原の養蜂についての小説での記述について。

sakai 活動場所:愛知県
愛知県三河地方で趣味で蜂を飼っています。
投稿日:2020 9/13 , 閲覧 440

江戸時代、長崎・島原の養蜂

村木嵐著の小説「遠い勝鬨」で江戸時代の長崎・島原の養蜂の記述があります。
村木嵐は司馬遼太郎の秘書、史料集めもしていた人で記述の信憑性性は高いと思います。

小説の本題とは離れて、江戸時代・徳川の秀忠から家光の時代に替わるころ。熊本城では加藤家の改易の激震の頃の話ですが、江戸から南蛮医術を習得しようと長崎に滞在してた天才的に優れた若先生を村の若者が蜂蜜採りに案内する場面です。

以下、その場面です。

四方に広がった太い枝の一本に梯子が立てかけてある。その段の一つに赤児の頭ほどの蜂房が付いているのを見つける。

若者は、「蜜蝋の匂いが蜂を引き付けるのでございます。あの横木だけに蜜蝋を塗りました故」蜜をすすった蜂房の残りを煮つぶしたものを蜜蝋という。蜂は蜜蝋を塗ると大概そこに房を掛ける。

若者は、花に寄って来る蜂を見、後を追って蜂房を見つけ、それを間引いてきた。来るたびに房を脇差でこそげては。京の天子様に献上されたという蜂の蜜をたっぷり舐めていた。
蜜を取った残りの房も食べれば美味で、煮つぶせば蝋燭にも膏薬にもなるという。唐人はこれを髪油にするそうで、くれてやるとずいぶんありがたがる。

蝋は藥種にもなり滋養もあると聞く。
湯で煮立てれば蜜蝋は面白いようにでき蜜蝋は蜂をおびきよせるとりもちにもなる。
蜜蝋を塗れば好きに蜂房を作れる。横木に蜜蝋を塗れば蜂が飛んで来るまでに半刻もかからない、一度飛んで来れば、房ができていくのはほんの数日のことだ。

古竹を用いるとより多くの蜂が集まる。日陰でさえあれば、およそどんなところでも房を掛ける。日の当たる処では夏は越せぬ。房の中が暑うなれば蜂どもは房を捨てる。
蜂を養っておる者は村でも少ない。何かにつけて手がかかるからだ。

といったのが話の要約です。
この話をどう思いますか。

何かにつけて手がかかる養蜂よりも蜜蝋を横木に置いた古竹に巣を作らせて、巣の一部を間引いて失敬しては。蜜蝋を塗って自然巣を作らせて、その一部を失敬する自然巣の採蜜方式も可能でしょうか。

回答 1

ハニービー2 活動場所:茨城県
飼育6年目です、やっと日本蜜蜂の事が判ってきました。2018年1群、19年3群、20年4群、21年6群、22年2群、23年5群と飼育している週末農業…もっと読む
投稿日:2020 9/13

興味深く読ませて頂きました。小説ゆえに誇張されて表現されているかもしれませんが、・・・

おそらく、江戸の当時は山林も自然林のままで蜜源も豊富でしたでしょう。蜜蜂の自然群数も多かった事でしょう。そうした環境での分蜂時期であれば、表現されている採蜜方法も可能だったのかもしれませんね。

事実として現在でも、庭先で蜜蝋作りをしていると必ず蜜蜂が来ます。巣房こそ作りませんが、魚影ならぬ蜂影が濃ければ巣房(自然巣)を作る蜂もいるかもしれませんね。

金剛杖 活動場所:大阪
投稿日:2020 9/13

楽しく、おもしろく、よませていただきました。江戸の文献、在れば、教えてください。興味持て居ます。有り難うございます

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2020 9/14

壁土塗り竹籠養蜂--島原地方に消滅寸前のニホンミツバチ飼育法を探して

https://japanese-honeybee.info/archives/

いかがでしょう。

島原地方〔長崎県〕のハチ籠

福田氏より

sakai 活動場所:愛知県
投稿日:2020 9/14

蜜蝋を塗れば蜂球の誘致に有効なことは分かりますが、蜂球をそのままにしておけば巣が出来る確率はどの位あるのでしょうか。

ハニービー2 活動場所:茨城県
投稿日:2020 9/14

masukawa01さん、蜂球のできる確率ですか?

これも想像ですが、現在においてはおそらく数%程度ではないでしょうか。蜂球から巣房(自然巣)になった事例は”ありんこさん”の開放巣がそうではないかと思います。

https://38qa.net/103219

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2020 9/14

ハニービー2さん こんばんは。

興味深く、ゆっくりと読ませて頂きました。昔は随分と牧歌的だったのかな~?(^―^)。

ハニービー2 活動場所:茨城県
投稿日:2020 9/14

wakaba-どじょっこさん

この質問投稿は、masukawa01さんの投稿です。なぜか私の回答の下にコメントが沢山ついてしまいました。masukawa01さんに感謝です。

この文章のように、江戸の昔は自然豊かで蜜蜂も多かった事が想像されますね。

どじょッこ 活動場所:島根県
投稿日:2020 9/14

ハニービー2さん 失礼しました。

masukawa01さん 済みませんでした。

ついつい読みふけっていたらごちゃごちゃになってしまいましたm(_ _)m。

ミツバチ研究所さん 貴重な情報をありがとうございました。

ミツバチ研究所 活動場所:熊本県
投稿日:2020 9/14

wakaba-どじょっこさん

書いた福田氏現役で頑張っています。

sakai 活動場所:愛知県
投稿日:2020 9/18

ハニービー2さん
>現在においてはおそらく数%程度では

現在、分封集合板・集合棒を設置するのは強制捕獲が目的であり、その位置に造巣させようと考えて設置している人はいない。
その位置に巣を作らせるためには、日陰であること、風当たりが弱い場所、等々の配慮が必要で、江戸時代の島原ではそうした配慮を優先させていたからで、そうすれば蜂球から巣をつくる確率も高くはなるのでは。50%まで行くかどうかは疑問ですが。

それと、スズメバチは江戸時代より遥か前から日本列島に生息していたようで、スズメバチで壊滅しないのは?
オオスズメバチはミツバチを大量の噛み殺すには足場が固定した状況にあることが不可欠で、宙吊りの自然巣の場合はコガタスズメバチと同様に1匹ずつ咥えて運ぶしかないのでは?。宙吊りの自然巣の場合はスズメバチで壊滅されることはないかと。

投稿中