来春に待受け箱を、茶畑(営利用)に囲まれた約700㎡の敷地に置きたいと考えています。
可能であれば通年巣箱を置きたいとも考えています。
「お茶の葉は農薬まみれ」との言葉を耳にすることがありますが、それほどまでに農薬を散布するのでしょうか?
お茶の栽培のことは全くわからないのですが、このような場所で待受け、飼育は可能でしょうか?
活動場所 :大阪府
活動場所 :群馬県
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活動場所 :鹿児島県
山の彦さん おはようございます。
私の住む鈴鹿の山麓地方もお茶の生産が盛んでなんとなくイメージは湧きます。先ず、茶畑は平坦あるいはなだらかな起伏のあるところで栽培されており、ところ何処に平地林はあるかもしれませんが畑はひろく目印になるようなところはなかなかありません。
『囲まれた敷地』にというですので、そこに家や樹木でもあれば目印にはなりますが、蜂がそこまで周りの茶畑を超えてくるかどうかです。他の方も書かれていますようにキンリョウヘンや誘因ルアーなどがあると可能性は少しは高まると思います。
次に継続して置くことについてですが、どれくらいの茶畑が広がっているかわかりませんが、茶の花は今頃咲いているいると思います。整備された茶畑は見た目は綺麗でことに新芽の季節は眺めているだけでも気持ちいいものですが、耕作放棄地や畔などなどなく『いわゆる雑草』や『セイタカアワダチソウ』など
花はほとんどなく、茶の花が秋から冬にかけて咲くぐらいです。
日本ミツバチは凡そ1.5km範囲までは飛び蜜集めをしますが、茶畑のように広い単一作物に囲まれ所では、私の場合なかなかうまくいきません。
活動場所 :茨城県
活動場所 :静岡県
kuniさん ありがとうございます。
茶畑は合わせて約1haくらいと思います。テレビで見るような視界全て茶畑というような場所ではありませんが、継続的な栽培管理はしっかりとされているようです。
周辺には雑木林があり、農道脇や法面にはセイタカアワダチソウとコセンダングサが生えており、日本ミツバチの訪花が見られました。
飼育は難しそうですが、待受けだけでも挑んでみたいと思います。
近くの茶畑です。殺菌や殺虫剤の散布状況は不明で茶花が開花している現在蜜蜂やスズメバチが沢山訪れています。
栽培品目は異なりますが、
みかん農家さんの蜜柑園内や隣接地に日本みつばち待ち箱を置き毎年多くの分蜂群が入居していますが、残念ながら防虫作業の前にはその場所から移動せざるを得ず経年飼育は断念した経緯があります(/o\)
待ち箱を置くなら、大木の根元、崖の下、人家壁際が日本みつばちの探索活動が多いので、そこに蜜蝋塗布した待ち箱に加え開花キンリョウヘン(切り花、人工キンリョウヘン香=待ち箱ルアー代用可)を添えて配置し~入居後飼育場所に移動させて管理がいいのではと考えます。
ハッチ@宮崎さん ありがとうございます。
新茶の時期から推測すると、殺虫等の薬剤散布と待受け時期が重なりそうでもあります。
下見では、わずかながら日本ミツバチが確認できたので期待したのですが・・・・悩みます。
こんにちは。
ひとくちに茶畑と言っても管理者により処置に差があって不思議では有りません。先ずは付近で蜜蜂の活動見られるかから始められたら如何でしょう。花の咲く今時期は適期です。
自宅からは4キロほど離れてますが中学の同一学区で山間の地区有ります。其処は観光ぶどう園で盛り立ててます。ぶどうには消毒多数回必須と聞き蜜蜂は居ないと聞いてました。しかし同級生の園主は分蜂や蜂球を見ると言い試しに巣箱置いたらと言います。どうするかは分かりませんが消毒のブドウには用がなく行かなく害が出難いのかと思ってます。直接巣箱に掛からないより高い場所などが良いのかな。
待ち受け飼育可能かの答えになりませんが簡単に判断回答難しいです。
ネコマルさん ありがとうございます。
判断回答難しい事を承知で質問していますので、お知恵をくださるだけでありがたいです。多角的な考察につながります。
あちらこちら放浪して、やっと訪花する姿を見つけた場所なので、何とか設置したいと思っています。
山の彦さん、こんにちは。
蜜蜂の飛来は確認されてるのですね。言われた事も本当かなと試す方なのでブドウで居ないも信じてました。自分で確かめるのが良いですね。
今後ともよろしくお願いします。
これは茶の栽培農家の方に聞いて見るのがいいと思います。と云うのは無農薬栽培などを売りにしている農家もあるかも知れません、またどの時期にどんな農薬をかけているかが分かればその時期だけでも別の場所に移すというような事も考えられます。
T.Y13さん ありがとうございます。
なるほど、あり得ますね。
全く面識の無い地域なので、逆効果にならぬよう注意して調べてみます。
お茶の木は結実することで、疲弊する?肥料の浪費?ならば、花粉媒介するミツバチは厄介者?・・・考えすぎでしょうね。
茶への農薬散布は「茶 防除歴」で検索してもらうと茶産地の県や農協で推奨している農薬散布の時期とか農薬が分かります。
これを見ると3月から10月まで10回以上の農薬散布があります。ミツバチに影響のある悪名高きダントツも入っています。
ただ蜂場予定地の方がこの通りに使っているかどうかは分かりません
それから茶は毎年秋に枝先を刈り取って春に新芽が揃って出るようにするので手入れしていれば花はそれほどは咲かないですが枝先を刈り取らなくなると花が咲くようになるのです。
農薬、害は、少ないと思います、
しかし日本蜜蜂は、水田等、単一作物の中寄り。その周りの雑木林、木の有る川沿いに、待ち受け箱、置く方が入ると思います。
私なら、一面茶畑の中の畑には、蜜蜂来花調査して、日本蜜蜂来花、見つけてから待ち受け箱置きます。
その畑に、摘み菜、菜種の種、撒く、と来春分蜂前に咲きます。又梅の木花に蜜蜂来てませんか?
金剛杖さん ありがとうございます。
日本ミツバチの訪花あります。
敷地内に雑木あり、日当たり良くも午後は日陰るため、適地と思えるのですが、待ち受け時期の薬剤飛散が気になります。
親戚が鹿児島でお茶畑しています。お茶畑の農薬散布量は多いです。確か収穫2週間前までは散布されています。
お花は白い小さい椿に似たお花で虫が寄り付かないほど散布するそうです。
Michaelさん ありがとうございます。
「虫が寄り付かないほど散布」ですか、ネオニコチノイド系なんでしょうか、恐ろしいい。
散布時期が、待受け時期と重なるのではと危惧しています。
こんにちは山の彦さん 静岡県は茶どころですから、茶畑は多いのでしょうね。私の教え子も静岡のお茶農家に嫁いで茶作りに励んでいます。この、700㎡はご自宅の敷地ですか。敷地の中には落葉広葉樹の樹木は有りますか。若し有ればその陰に箱を置くのが良いのですが、周りが営業用の茶畑であれば、消毒は頻繁にされるのではないでしょうか。その様な場所は出来れば避ける方が良いですね。
お茶の木は、この時期開花していますが、ミツバチにとって重要な蜜源かと言われれば然に非ず。それよりも近くに森や里山等が有って、春の活動期の蜜源として重要な椎の木や楠等が多くある場所が良いですね。また、消毒は殺虫剤でしょうから、少なからずミツバチ達に影響が有ります。このサイトでも農薬が原因と思われるミツバチの大量死が度々報告されています。
私が師匠等から聞いた話によると、ミツバチの巣を置く場所として最も相応しくないのは果樹園の傍、(果樹園と一口に言っても減農薬や無農薬で育てている場所も有りますので一概には言えませんが。)ゴルフ場の傍、田畑の傍等、概ね消毒すると思われる場所です。最も良いのは、広葉樹の森が広がる山の麓だという事です。針葉樹の多いところは駄目です。蜜源が有りません。
私は、今、自宅の庭の中に4群置いていますが、周りが田に囲まれていますので、集団で消毒する時は農協から通知を頂くようにしていますし、周りの田で単独に消毒する際は、知らせてもらっています。
その時に、出来るだけ風が此方向きに吹いてない時や、風の無い朝夕に消毒してもらうように依頼しています。
ブルービーさん ありがとうございます。
敷地は所有者不明です。待受け条件が適していることを確認したうえで探し尋ねるつもりです。
周りに雑木林があり、敷地内にも雑木があります。ミツバチの訪花も確認できたので待受けをしてみたいと思います。飼育は薬剤飛散で難しそうですが、後々考えるとします。捕獲できなきゃどうにもなりません。
あちこち探して候補地と思った場所は全て「ふさわしくない場所」に該当しておりショックです。
山の彦さん 待ち受けだけなら良いんじゃないですか?入ったら、別の場所に移動されては如何でしょうか。
ブルービーさん ありがとうございます。かんばります。
聞きかじりの知識に過ぎませんが
一番茶の摘採時期は、茶産地の多くは4月下旬から5月に最盛期だそうです。 以下は農林水産省の「輸出相手国の残留農薬基準値に対応した日本茶の病害虫防除マニュアル ~煎茶(一番茶)・玉露編~」の解説文の図です。
輸出用の比較的厳しい農薬基準でも、摘採前に使用する農薬を可としています。 また、山の彦 さんも、すでにご存知のとおり、一番茶の摘採時期の4月下旬から5月にかけては、静岡でも分蜂時期の最盛期から終盤にかけての時期でもあり、ハチの採餌活動が盛んな時期とも一致することから、あまりお薦めできないような気がします。
yamada kakasiさん ありがとうございます。
そうではないかと思いつつも、誰か否定をしてほしい、妙案を授けてほしい、との思いでお尋ねをしましたが、残念です。しかし、試みはしてみます。下手糞な鉄砲ですが。
待受け時期と薬剤散布時期が重ならなければ何とかなるのではと考え、インターネットで「茶 栽培 防虫 散布 時期 カレンダー」などのキーワードを探すも、知りたい情報がヒットしません。そんな̠マイナス情報、公にはしないということでしょうね。
山の彦さん、お茶の栽培については、一応専門家です。ご質問にお答えします。
>「お茶の葉は農薬まみれ」との言葉を耳にすることがありますが、それほどまでに農薬を散布するのでしょうか?
こういう、ひとくくりに“お茶は農薬まみれ”と言う言い方は、全く適当ではありません。現在国内で栽培されている、すべての農産物は、かなり厳格な栽培基準に当てはまる方法で栽培されているのが当たり前であり、お茶についても当然厳しい安全基準に則って栽培されています。 それと、栽培地域によっても、基準になる農薬散布の回数自体も全く違ってきます。山の彦さんが、静岡でもどこの地域か分かりませんが、牧之原を中心とする、廻りがほとんど茶園だけの地区と、山間部などでは年間の農薬散布回数も全く違います。
そこに加えて、経済的観念から見ても、バブルの頃には、南部牧之原などでは、少し虫が出ただけでもすぐに防除するのが慣例でしたが、現在では茶業はとてつもない不況産業で、今年などは30数年前の販売高と同じくらいか、それ以下の金額しか上がっていなく、とても昔のような、農薬散布などは、経済的にもできない状態なのです。
考えようによっては、とても皮肉な事ですが、そういう状態からもお茶栽培は、すこぶる安全な栽培になってきています。いつも極めて適切な回答をされている、尊敬するT.Y13さんが、お茶の標準栽培は、年間10回以上の農薬散布が標準な様です、と回答されていますが、これも最近は変化があり、私の地域などは、年間に6回の農薬散布が標準になっています。加えて私はミツバチで問題になる “ネオニコチノイド”の系統では、最も影響が少ないとされるバリアードを年に一回使うだけで、後はその他の系統を使用するように、指導しています。
そうした点からも、茶畑の廻りでも全く問題はありませんが、当たり前の話、直接農薬の噴霧が掛かる所を避ければ問題ないと考えます。
活動場所 :三重県
nakayan@静岡さん
横から失礼します
茶畑経営ですか、ご苦労様です、厳しい時代ですね。私の林業も、生存限界です。
ここ2年、
京都建仁寺、の、お茶の木、の種取り、にいつてます 。中国から、お茶を最初に持帰りの地、と聞き、毎年1キロ以上種拾い、しに行きます。
自宅、蜂置き場に、お茶の垣根作りしてます。
金剛杖さん、こんにちは
私も山も多少は持っていますが、ほとんどお金になった事はありません。友人に林業家もいますが、現在は他の仕事で食べています。厳しい時代ですね~
お茶の始祖というのは、何人かいますが、いずれも遣唐使や遣隋使として中国に渡ったお坊さんが持ち帰った種子を国内に広めた物ですね。京都建仁寺の茶の木というのは知りませんでした。
お茶の実は廻りにたくさんありますが、誰も拾う人も、こちらではいません。 (_ _ )/~~
nakayan@静岡さん ありがとうございます。
私の認識が、時代錯誤であることが解り、逆に良かったです。
更に、基準以上の減農薬に努められているとのことで、とても嬉しいです。これからも安全でおいしいお茶づくりに頑張ってください。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。