上手に越冬させるには、巣板の大きさに合わせてコンパクトにするのがコツとの方法が古くからいい伝わっていると思います。
悩ましいのは巣板が秋冬から早春でも伸びると言う事が有ります。
伝統丸洞の場合は丸洞の高さは750mm~1000mm位で、最初から固定長で重箱の様に継ぎ足すと言う事はしにくいようです。
大きな部屋よりも小さな部屋の方が暖房効率が良いと言われますが、それは真実だと思います。
が、
これは人間の住いで横へ横へと広げられた空間の話で、日本みつばちの巣箱のように下に継ぎ箱する時には熱環境は変わってくると思います。
大きな体育館で天井が高い場合に、人間がいる場所は床ですから、建物の下の部分にいます。
下の図のように、重箱を下へ継ぐ限り、熱ロスは大きなものにはならないと考えています。
下に長すぎる巣箱は、また別のデメリットもあると思いますが、重箱を合計で6段位に増やすのであれば、越冬対策としてそんなに拙くないと思いますが、いかがですか?