Question

蜜蜂はハチミツを食べて越冬するということで、ハチミツだけで喉が乾いたりしないのかなと不思議になりました。

人間にとってはハチミツはかなり甘いので。

もちろん、人間とは全く違うと思うのですが。

蜜蜂にとったらハチミツは栄養満点な水兼ご飯みたいなものなんでしょうか。

それとも、冬でも水は外に飲みにいくのかな？

ふと疑問に思ったので、質問させて頂きました。

Answer 1

ゆみさん、こんにちは。

ミツバチは花蜜と同じくらいか、それ以上に給水します。それは喉が渇いたから飲むのではなく、群を維持するために必要だからです。これから気温が高くなって来ると、蜂は水を汲みに水場に向かい、お腹いっぱいに水を持ち帰って巣にかけて、巣箱の中を冷やすことにも使いますし、冬場に蓄えた蜂蜜を食べようとして、蜂蜜が結晶化している時に溶かすために水が必要とも言われています。一方で花から集めてきた花蜜は糖度が低く、そのままにしておくと発酵してお酒になってしまうので、羽を震わせて体温を上げて、今度は羽を羽ばたいて風を巣に送って蜂蜜の水分を飛ばします。持ち帰る花粉や蜂蜜の水分がたくさん出ますので、巣箱の中の壁は結露してびしょびしょになります。

でも肝心のご質問、「蜂は水を飲むか」これは残念ながら私もまだ不勉強でわかりません。蜂蜜の水分で十分なのか、それとも朝露を舐めているところなんか見ると飲んでいるようにも見えます。

昨年の動画ですが、ミツバチの巣箱から２０メートルくらいのところにミストで水場を作り、そこにひっきりなしに給水に訪れるミツバチの様子です。冒頭に横切る怪獣のような物体は老ニワトリのカブちゃんですから気にしないでください。

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Comments

わざわざ動画まであげて下さってありがとうございます！

丁寧で詳しい説明とても参考になりました。

わざわざミストまで用意されて…。

ミツバチちゃん達は幸せでしょうね。

回答ありがとうございました。

Answer 2

春先とか、初夏には、山肌から滲み出した水

夏には、エアコンの水を飲みに来てます

Comments

エアコンまで！

やっぱり蜜蜂も喉が渇くんですね。

甘～い蜂蜜だけで水分摂取してる訳でもない…って分かったって良かったです。

ありがとうございました。

Answer 3

ゆみさん

はじめまして。

ミツバチも喉が渇くと思います。

寒い冬の日はあまり見かけませんが、6月の今しがたは朝６時には湧き水辺りの苔や岩肌に水滴を吸い舐めているのを観察できます。

自宅裏山から山の湧き水が三箇所ほど流れていますので、岩肌やコンクリートの給水塔から洩れる水滴を苔むした辺りに溜まって吸い舐めるように群がります。

湧き水を貯める流し台に水を張ってヘリに敷いたタオルに留まりながら溢れる水の雫を吸い舐める群もあります。

ニホンミツバチは縄張りがあるようで水飲み場が何箇所もないと他の群れ同士が喧嘩している場面にも出くわします。蛇口の水滴にも器用に留まって吸い舐めています。

山の湧き水は年間を通して温度があまり変わらないのか、多かれ少なかれ季節を問わず山蜂を見かけます。

水飲み場で蜘蛛の巣やカエルやヤモリやトカゲやカマキリ等にも狙われていますので、こまめに掃除や草刈りや蜘蛛の巣を外してあげています。

是非、観察されてみて下さい。

Comments

そうなのですね！

やはりミツバチも喉が乾いてるっぽいですね。

冬は寒いしあまり活動しないことで、他の季節に比べると渇きにくくなってるのかもしれませんが…。

花蜜だけでなく、お水はミツバチにとっても必要なものだと分かって良かったです。

ありがとうございました！