ニホンミツバチの飼育スタイルは、みなさん色々あると思います。大きく分けると次の3つがあると思います。みなさんはどのような飼育方針ですか?
1. 狩猟に近い放任
春に山に丸洞や角洞を仕掛け、秋にミツバチを追い出して、ハチミツを全ていただく
2. 重箱式巣箱のようなある程度人間が管理するが、基本は放任
アカリンダニ対策などはできるが、スムシや無王群の問題には弱く、ある程度の割合で、群れの消滅や逃亡も起こる
3. 巣枠式巣箱でしっかり管理
人工分蜂、合同も自由自在。
このサイトを運営している、京都ニホンミツバチ週末養蜂の会は、週末養蜂の名の通り、2の放任主義に近いです。
どのスタイルにも一長一短があり、どれが一番と決めれるものではありません。各個人の状況や目的に合ったものを選択するものだと思います。個人的には、1の狩猟方式は、冬の前に追い出すためちょっとかわいそうなのでおすすめはしませんが。
大事なのは、飼育方法を「選択できる」ことです。私たちも巣枠式を試したことがありますが、それほど蜜源が豊富ではないので巣枠式の恩恵を受けにくいのと、週末の世話だけでは多数の群れが管理できないので、巣枠式は選択せず、放任しておける重箱式巣箱で飼育を続けています。
また、初心者には、まずは取り組みやすいという理由から、重箱式巣箱を勧めています。
ニホンミツバチの飼育では、まだ3の巣枠式での情報が不足しており、私たちからも詳しい情報の発信は難しいですが、このサイトで多くの情報がやり取りされれば良いと思っています。飼育方針の違いで対立することなく、お互いを理解しながら情報を交換していければ、素晴らしいと思っております。
みなさんはどのような飼育方針ですか?