Answer 1

私の飼育場所にはまだアカリンダニが侵入してないのですが、以下の論文を参考にしています。

「ミツバチに寄生するアカリンダニ－分類，生態から対策まで－」
前田 太郎, 坂本 佳子, 岡部 貴美子, 滝 久智, 芳山 三喜雄, 五箇 公一, 木村 澄
日本応用動物昆虫学会誌 59(3): 109-126

https://www.jstage.jst.go.jp/browse/jjaez/-char/ja/ でPDF版がダウンロードできます。

Answer 2

アカリンダニ感染予防・感染治療の質問は、これまでに何回も繰り返されています。カテゴリーの「アカリンダニ」をご覧になれば、貴方の質問と似たり寄ったりの内容のものが出て来ます。ですが、新たな質問ですので、分かるだけ書きます。予防も治療も、一番多く使われているのが、ハッカの成分を結晶化した「メントールクリスタル」だと思います。私も、それを使っています。今、自然界からゲットした群も、アカリンダニ感染を疑っても、多分間違いないと言える程蔓延しているように思います。検査を受けることにしても、その前に予防策をとってからにすればよろしいかと思います。やり方は、２通りあって、その１つは、スノコにしてある場合は、スノコの上に、メントールクリスタルを３０ｇ位を幾つかに分けてお茶パックの袋に入れてスノコの上に置くだけとか、上蓋の裏にガビョウか何かではりつけるとかします。私は、スノコの上に４つに分けて置いてます。メントールはどんなものかと言うと、気温２０度位になると気化すると言われ、気化すると目には見えませんが、空気より重く、下の方へゆっくり落ちて行くことになります。それを蜜蜂が吸うことによって､蜜蜂の気管の中に寄生するアカリンダニは死ぬようです。私は、予防として、群を捕獲したら、次の日には、メントール５，６ｇを処方しています。というのは、メントールは人間には清涼感のあるいい匂いですが、蜜蜂は刺激臭となり、嫌うと主張する方もあるので、それが原因で逃去されないように、少しずつ匂いに慣れさせ、１月後に３０ｇ位にしています。しかし、すぐ検査に出して、感染が分かった場合は､すぐ３０ｇ処方してよろしいかと思います。

もう一つ、下から吹き上げる方法が研究所で指導されています。⇒http://beekeeper.seesaa.net/article/385748793.html

Answer 3

アカリンダニの研究者として著名な前田先生のホームページをご覧になるのが最も良いと思います。詳しく解説されています。

http://www.savebeeproject.net/