昨年の秋に女王が死んでしまって、その後、この群は消滅してしまいました。
その群から引き揚げた巣脾枠がこの様な状態になっています。
この春からまた新たな群を飼育する予定ですが、ハチが増えてきた場合、これをそのまま投入しても大丈夫でしょうか?
あるいは蓋をはがしたりして、ある程度きれいにした方が良いでしょうか?
よろしくお願い致します。
活動場所 :茨城県
活動場所 :東京都
活動場所 :岡山県
活動場所 :岐阜県
完成巣枠は安い物もあるので、無理して再利用しなくて良い、というのが模範解答です。というか基本そうした方が良いと思っています。
参考までに、八千代蜜蜂クラブやブリッジ、その他各種養蜂資材店が、一枚200円台の完成巣枠(中国産)を販売しています。送料含めても、一枚400円以上にはならないでしょう。
自分では何だかんだで、そんな風になった巣碑枠を再利用する事はあります。前提条件として、嫌な病気がうつらないかという事です。大丈夫であると確信がつけば使いますが、そうでなければ捨ててしまいます。
残された死亡した幼虫については、強群や、そんな大きな群でなくとも「掃除が上手な群」ならそのまま使っても大丈夫だとは思います。大丈夫か解らないような群にはそんなものを預けない方がいいような気がします。スクラッチャーで死んだ蜂児を引き出して預けた事はありますが、滅多にそんな事はしないです(面倒くさいしおススメできない)。引き出して2週間も経っておらずダニが心配な場合は、一度冷凍庫に入れて皆殺しにしてしまった方がいいでしょう。
最後に、その巣碑枠を太陽にかざした時に、日の光が透けて見えないぐらい真っ黒な巣碑枠になっているのであれば、再利用しない方が良いです。そんな巣枠には、古い幼虫の抜け殻が巣房の内壁にたまっており、これが腐蛆病を含めた病気の温床となります。そうでなくとも、マトリョーシカの逆で、内壁が分厚くなった分、巣房の容積も減少してしまい、幼虫の正常な発育にとって有害となります。こうした理由から、巣碑枠は3年を目途に更新した方が良い、という文言をどこかで見たこともあります。
活動場所 :徳島県
活動場所 :熊本県
古ちゃんさん
ご丁寧な解説をありがとう御座います。
再利用がお勧めでないことを理解しました。
もう少し巣枠を観察して検討してみます。
八千代蜜蜂クラブ、知りませんでした。作りかけが2000枚ほどありますが作ろうとする意欲がありません、購入に切り替えて約7年たちます。