昨年角胴式巣箱に入居した蜂群を新しく作った重箱式の巣箱に移動したいと考えています。
理由は底板の掃除ができないことや暑さ対策やスムシ対策です。
①巣箱を変えることにより今の時期に採密しても問題ないか。
②蜂群の移動はどのようにしたらいいか。など幾つか解らないことがありますのでアドバイス
頂ければ幸いです。
お住まいの地域が福島県なので、こちら南国宮崎とは条件が異なるとは思いますが・・・
①巣箱を変えることにより今の時期に採蜜しても問題ないか。
この点については、巣箱の底板を取り外すことで、巣底の掃除ができるようにしてはどうでしょうか !?
蜂児が最少の時期で、貯蜜が最大に達する時期なのであれば、全部採り&巣箱入れ替え検討可と判断します。
②蜂群の移動はどのようにしたらいいか。
重箱式に移すのであれば、それ以降の居着き率を上げるために、蜂児巣脾の一部(葉書大程度3~4枚)を移設するのをお勧めします。
採蜜するにあたり、まず元位置に新たな①重箱式巣箱を仮置きしておきます。それから現在使用入居中の角洞式巣箱を逆さまにして別の②重箱式巣箱をこの上に置き角洞式巣箱に振動を与えるなど刺激を加えて②に移動させます。ある程度移動したら②を①とすり替え、以降②に定住をさせます。蜂の居なくなった角洞式巣箱からは採蜜して作業終了です。
蜂児巣脾を再利用する場合、②の最上段は巣枠式とし。この巣枠に元巣箱から切り取った蜂児巣脾をはめ込んで輪ゴムや毛糸などて固定して予め入れておく方法をとりますので①の代わりに②を仮置きして①を使用してこれに逆さにした角洞から移動させ、切り取った巣脾を②に固定して元位置に置いて再度①から②に蜂を移すという作業が1段階増えることになります。が、この蜂児域により蜂だけを移動させるよりも継続営巣の割合が上がると考えます。
質問②の回答として
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そのやり方を後段前半部に書きましたが、この時期(こちらでは梅雨時期以降これといった蜜源がない)枯渇期に入ってしまい、全部採りして新たに造巣させると、新たに巣板を造る前に逃去してしまう場合が多いのです。それでそれを阻止すべく、幼虫を育てさせる母性本能を利用して新巣箱に居残り継続営巣させる手段として後半部を付け加えて回答コメントとさせていただきました。
質問項目の①、② と 回答項目の①②→これは巣箱を意味しています。重箱式巣箱①と重箱式巣箱②の意味です。混同されるような番号を用いてしまい申し訳ないですm(_._)m
私としては、前段の回答がいいと考えています。巣底はどの様態の巣箱でも掃除できる工夫が必要ですし、暑さ対策には3っmメッシュの金網に巣底板を交換することで対処できますし、何よりそのまま住み続けてもらえば翌春には順調にいけば2~4群れの分蜂が発出して群数も増えると考えるからです。
ハッチ@宮崎さま おはようございます。
ご回答理解致しました。当地はこの時期栗、椎、コナラといった密源が多くその点では過信かも知れませんが
余り心配いたしておりません。でも最悪逃亡を考え採密と蜂移動については九月まで待つことにしました。
巣箱の底板掃除は難儀していますが、移動する時期が来るまで何とかスムシに負けないよう対応していきた
いと考えています。そして移動の方法についてご教示いただき大変嬉しく思っております。