教えて下さい。
日本ミツバチが入居して約1ヵ月半くらいです。ふとした事で巣箱内を見たらミツバチヘギイタダニらしきダニが簀子の上や落ちたミツバチの巣にたくさんいました。数字前からメントールを入れ始めましたが、これだけで大丈夫ですか? 見た目ではミツバチは元気です。そして、最近急激にミツバチ の数が増えています。ただ、巣箱の回りに1日1.2匹の死骸を見かけます。
写真のダニがいます。よろしくお願いします。
活動場所 :東京都
活動場所 :福岡県
活動場所 :千葉県
まず、写真の生き物はミツバチヘギイタダニではありません。最後のは6脚で昆虫に見えます。一度、ミツバチヘギイタダニで検索してみることをおすすめします。美しい楕円形でつやつやしていて、ピンシャカ歩き回る、とってもキュートで超迷惑な生き物です。また、これが蜂群管理上の問題になるのはセイヨウミツバチのみであり、ヘギイタダニの元々の宿主であったニホンミツバチはヘギイタダニを自力で見つけて追跡し噛み殺せるのでほとんど問題になりません。
ニホンミツバチの群にメントールを投与するのは、アカリンダニの駆除を目的とします。このアカリンダニは、ミツバチの気管内に寄生するダニで、肉眼ではほとんど見えません。まつげの先っちょほどの大きさです。
ニホンミツバチとお暮らしであれば、いづれ、このミクロの寄生虫からミツバチを守ってあげなければならないと思います。
!アカリンダニ症は秋以降に重症化しやすい。無対策だと越冬できず群が壊滅する。越冬用の餌があっても、飛翔筋に酸素を送れず、越冬中の発熱・保温ができなくなる。
!アカリンダニに寄生された個体は、翅を正しくたためなくなる(Kウイング症)、飛べなくなって地面を徘徊する蜂が目立つ…等の症状が出る。
事前に、この恐ろしい隣人の正しい情報を集めておかれたら良いと思います。
わかりました。これはヘギイダニではないのですね。安心しました。予防としてメントールはいれておきます。ありがとうございます。
こんにちは。
メントールは多くのダニは嫌うのでダニ避けにはなると思います。写真のダニは蜜蜂のいる所には居ます。巣クズと湿気が大好きで特に後者の湿気には要注意です。ひどい場合には巣箱置く場所、環境を見直されることをお勧めします。
活動場所 :鹿児島県
ありがとうございます。検討します。
とん太さん 私も、古ちゃんさんの意見に賛成です。ヘギイタダニは、1904年にインドネシアのトウヨウミツバチに宿主として寄生しているのが発見されたのが最初です。二ホンミツバチには、その被害が無い訳ではありませんが、それほど大きな被害を与えません。何故なら、二ホンミツバチは、昔からヘギイタダニに寄生されていますので、対処方法を知っているからで、殆んどの場合、二ホンミツバチはヘギイタダニを見つけてかみ殺して巣の外に廃棄します。然し、寄生が親蜂だけではなく、幼虫やさなぎにも寄生します。幼虫の時に寄生されると奇形になる事が有りますので要注意です。ヘギイタダニの親ダニは、1~1.5mmで赤色をしています。ヘギイタダニの予防にメントールが利くとは聞いたことがありません。
ヘギイタダニは、二ホンミツバチには大きな被害が出ることはないと記述しましたが、セイヨウミツバチにはとても厄介な存在で、大きな被害が出ます。寄生された巣では、次から次と子が生まれ幼虫段階で母ダニが、卵を産み付け͡子ダニとなった段階で幼虫に寄生し、栄養を吸い取ります。これにより蜂の幼虫は、生育できずに死んだり、羽化しても死刑となる事が報告されています。対処法が確立するまでは、このダニのお陰で大きなコロニーが全滅するような被害が報告されていました。
このダニの対処方法としまして、シュウ酸若しくは蟻酸が効果的であるとされています。
メントールは、二ホンミツバチの気管に寄生するアカリンダニの予防に使うものです。アカリンダニは、二ホンミツバチに寄生し、アカリンダニ症を発症します。アカリンダニの寄生は、動物伝染病に指定されており、感染した場合は報告義務が有ります。メントールで予防し、これにも蟻酸が効きますが、購入には獣医師の診断と処方箋が必要です。
曖昧な点が多くありますのでご確認ください。
わかりました。ありがとうございます。
困ったことがあれば、気軽に聞いてみましょう。似た質問がすでにあっても遠慮はいりません。状況は1人1人違います。また最新の情報が出てくるかもしれません。