先日のオオスズメバチ到来のその後が心配でやっと週末を迎え先ほど各巣箱を目の前で観察して居た所、洋蜂の巣箱の前にガマガエルがどっしりと肝が座って居て憎めない奴。
当地は山の中で湿度も高くガマガエルは特に雨上がりに良く見る、その度に巣箱の近くにどっしりと構えて居るので手頃なタンパク源の回転寿司状態だな〜と面白いな〜と思いつつも見つけると網で捕まえて20メーター程離れた自宅前の山にお帰り願ってました(どうせすぐに戻って来るだろうけど)網で捕まえる時も対して逃げようともせずまん丸に手足を縮めて死んだふりのつもり???やはり憎めない。
今日は暫く観察していると近くを徒歩で通った洋蜂を目の前でぱくっ!!そこにキイロスズメバチまで乱入してきてカオス!キイロスズメバチの方も先日設置した捕獲器にどの様に入るのか観察できないかなと暫く見ているとこちらは捕獲器の外でオリエンテーションフライトして居るウチの洋蜂をホバリングで拉致してクルクル回転しながら飛び去られた。
2匹の犠牲でこの様な観察が出来たことは面白かったし、結果その知識が回り回って2匹以上のウチの蜂達の外的対策に役にたつだろうから南無〜って事で。
1匹食べても満足せずその場も動く気無いガマガエルは2匹目をぱくっ!!そろそろお帰り願おうと網で捕まえて前の森にポイッ!!!
今までは目線の高さのホバリングして居る鉢をその長い舌で食べるのかと思ってたけど離陸台の隅に陣取って徒歩の蜂を効率良く食べてたのね。しかし彼等の皮は確かに分厚そうだけど(面の皮はもっと分厚い)流石に針が通らない程では無さそう、蜂に襲われないのかな?巣箱の前で蜂を食い殺して居るけど蜂の身体を傷つけずに一瞬で飲み込むから仲間が殺された事を認識出来ないと言う事だろうか?
ともあれ先日のオオスズメバチに比べたら呑気な来客と言えどもウチの蜂が襲われて居る事には違いないのになんだか目くじら立てて退治しようと言う気にはならないこの呑気さも彼等の生き残りの為の立派な武器なのかも知れない。
それと同時にスズメバチやらが襲って来たら問答無用で殺すのにのんびりしてて憎めないと言う事でガマガエルは戻って来るのが分かっていても殺さずに遠くに捨てに行くと言う人間側の主観、さじ加減、都合の良い差別選抜、、、少なくとも平等に扱って居ない辺りに人間の都合の良いエゴを実感、再認識して考えさせられる。
ほのぼのニュースなのに哲学的な思想にまで考えが至るところが蜜蜂の養蜂や自然相手に遊んでもらって居る事の深さや面白さなんだなぁ〜と、秋の気持ち良い風を味わいながらウッドデッキでぼけ〜っと一服する呑気な昼下がりに適当に思うのであった。