蜂友さんよりいただいた4/16の分蜂群を機に入門し、何事も初体験で驚くやら感心するやらの毎日です。6月になって巣門や側板で涼をとる姿がしだいに増えるので4面巣門、継箱(全6段)、底板の金網化、ベニヤ板や簾による日除け、中蓋を経由して上蓋からの排熱等々の暑さ対策を講じてきました。
7/10の初回分蜂は蜂玉とならずに遥か上空に舞い上がりました。
7/18の14時に時騒ぎがあり、今思えば分蜂のリハーサルだったのかも知れません。次の動画のようにこの時は花粉の搬入が確認できます。
7/19の続編(第二分蜂)は7:07にまた時騒ぎかと思ったら第一集合場所が底板の金網下でした。9:44に元巣から7m真東のやまももの木が第二集合場所で、高さ1.8mほどに蜂玉を形成し始めました。偶然かもしれませんが、この第二集合場所は元巣箱を移動する前の最初の設置場所に最も近いやまももの木でした。3ヶ所に設けた集合板と待ち箱には興味を示しませんでした。10:20に落ち着いてきたところを収穫ネットで受けてから重箱に移動願いました。元巣は何事もなかったかのようにのんびりとした様子でしたが、底板をよく観ると第一集合場所であった底板の金網にまたも蜂玉が形成されていました。底板を取り外してそのまま新居重箱の底板に近づけると流れるように重箱に這い移っていきました。女王蜂はどちらの蜂玉にも見つけられませんでしたが雄蜂の存在が意外にも多数でした。女王蜂はどちらの蜂球にいたのか、底板の蜂球も移動したのは正しかったのか?もう後戻りはできませんが。
脚立の上で移動作業中、後方が元巣、重箱2段後方が第二集合場所のやまももの木です。
新居を設置し、移動完了の筈でした。
4時間後に新居の様子を観に行くとお気に召さないのか新居の底板金網下に蜂玉を形成していました。この分蜂群は底板が好みのようです。これからどうしたものか思案中です。
元巣の内検状況は上から7/3、7/10(第一分蜂後)、7/17(分蜂後1週間で蜂数が少し盛り返したのも束の間)、7/19(第二分蜂後)です。巣卑が露出して随分と閑散としています。7/3と7/19を比較すると2回の分蜂によって1/4程に蜂数が減少してしまいました。7/19の第二分蜂群は大きめの丼鉢ほどの量でした。上の画像からすると内寸240×240、h=150の重箱一箱相当の蜂数のようです。今後も内検を続けて箱数の調整も検討の余地ありです。
第二分蜂群が新居に落ち着いてくれることと、元巣の新女王が交尾飛行から無事帰ってきて繁栄を維持してくれることを願うばかりです。この時期に交尾場所に雄蜂は集合しているのでしょうか、春先に比べてチャンスが少ないかも知れません。また、時騒ぎの度に上空を旋回するツバメ一家と毎日捕食に通ってくるシオヤアブ群にも閉口しており、交尾飛行の行き帰りに狙われそうで心配の種はつきません。