①分蜂群れを捕獲した時に手持ちの巣箱に余裕がなく重箱式2段に分蜂群を取り込み、少し狭いだろうからと窮屈に感じて逃げ出さないよう巣門に蜂マイッターを装着したことがありました。翌朝巣門付近に大きな蜂球ができていたので溢れた蜂たちが塊っているのだろうと考え、とりあえず逃げずに居てくれたのだろうからOKと判断していました。ところがこの蜂球は蜂マイッター隔王部に捕らわれて出巣できずにいた女王蜂を取り囲む蜂たちだったのでした。
女王を守るために集団し巣内からは出口に殺到して出れずに蒸れて死んでしまった蜂が巣門を塞いでしまうことになり、巣内の大群は死滅した上、巣門に形成された蜂球温も女王蜂が捕らわれたことで動揺したのか女王蜂も蒸れて死亡していました。
せっかくの分蜂群を自然に返すことなく捉えたことで全滅させてしまった反省すべき例です。
②また、春早くに巣底を掃除するために巣箱を持ち上げた時、ごつんと巣箱をぶつけ衝撃を与えてしまったことがありましたが、その翌日巣箱付近が異様な死蜂でいっぱいになっていました。巣門を中心に外の死蜂は頭を巣門に向け、巣箱内の蜂は巣門を塞ぐように大量の死蜂が折り重なっていました。
初めての経験で何かの病気か!?農薬か? 仕方なく全滅したその巣箱を片付け死んだ蜂たち取り除いていたところ、巣側面の下になにやらぺしゃんこになった大きな腹部とそれに連なる働き蜂とは異なる薄い褐色の脚が出て胸部と頭・・・女王蜂でした。
早春産卵を開始して大きく膨らんだ腹部が重く、箱をぶつけた衝撃で巣内から底板に落下、そして内検直後に巣箱を元に戻したときに落下した女王蜂の上に巣箱側面を載せてしまったのだと直感しました。
大事な女王蜂を失った群は前述の例同様に動揺の中で巣門付近に殺到して出入口を塞ぎ、大混乱を引き起こして自らの発する熱で蒸殺~全滅してしまったのだと悟ったのでした。
① 私は駆除依頼群れの保護捕獲から、本格的に二ホンミツバチの飼育に取り組みました。
当初は何も分からない所からの保護捕獲で失敗続きでした、始めの頃は切り取った巣板を巣箱に金串で取り付けていましたが、これが失敗のもとでした。
重箱式巣箱に合う巣枠を作ることで、保護捕獲の成功率は飛躍的に向上しました。
② 当初は色々な大きさ、種類の巣箱を作りました、この中で内径の大きい巣箱は、巣板の伸びが悪く採蜜量がのびない、重い、巣落ちリスクが高いなどの問題がありました。
地域にもよると思いますが、京都府中丹地区では内径220㎜角の重箱が適しているようです。
③ セメント舗装されたところに、巣箱を設置して初夏の高温と照り返しで巣板落下を経験しました。
近年は5月末ごろからしっかりした日除けを、用意した方がよさそうです。
④ 東側に建物の黒い壁、西側に椿の生垣があり、ほとんど日の当たらない所でしたが、よく晴れた夏の夕日が黒壁(巣箱より高いところ)に当たり、巣落ちしました。
長い間大丈夫だったため油断していました。
⑤ 使用している巣箱の巣門部分は、上下が鉄製で間隔は6㎜とスズメバチは入れない構造にしています。しかし、数年前 厚さ35㎜の重箱の板の小さな節穴から中に入られ逃居しました。
板にある節はドリル等で腐ったところを取り除き、シリコンを詰めて使用していますが、見落としがあったようです。
ミツバチは入り込んだオオスズメバチと戦ったらしく、十数匹の亡骸が巣板の間から出てきましたが、逃居していました。
⑥ 西洋の巣箱に入った分蜂群れを、保護捕獲と同じ方法で重箱式に移しましたが、失敗して逃居しました。
西洋の箱の中に巣枠が数枚乱雑に入っていたため、巣板が非常に複雑になっており、移動に時間がかかったため、ミツバチに嫌われてしまいました。
昨年7月の暑い盛りの時間、重箱式巣箱が4段になっていたので上段の巣箱を採蜜しました。その時3段目も採蜜ができそうでしたので欲を出してもう一段採蜜しました。無事3段目も採蜜出来たのですが、天端板の取り付けを怠っていたため巣箱を直鎖日光に曝してしまいました。そのあと天端板を取り付けたのですがその時既に巣が高温になっており巣落ちをさせてしまったようです。夕方底板に蜂蜜が流れ出ていたので不思議に思い巣箱を引っくり返してみたら蜜巣が落下しミツバチが逃避しておりました。その蜜巣の落下で女王蜂も下敷きになり死んでしまったようです。このように盛夏の時期に採蜜する時は ①巣箱に直射日光が当たらないようにする ②採蜜後可及的速やかに天端板を取り付ける
③欲を出して無理な採蜜は控える 等の注意が必要であるとつくづく思いました。10月以降になってから採蜜する時は直射日光も柔らかくなりますのでそこまで注意する必要はないかと思います。
2017/3/4 23:18
2017/3/6 00:06
2017/5/24 19:43
2017/6/2 20:39
2017/3/19 12:01
ko小山さん沢山お寄せいただきありがとうございます。
w私も同様の思いあたることが、あります。
② 地域にもよると思いますが、京都府中丹地区では内径220㎜角の重箱が適しているようです。
私も同様に250mmに内径です。ご指摘のようにあまり大きいものは、使いまわしが良くないようです。
③ セメント舗装されたところに、巣箱を設置して初夏の高温と照り返しで巣板落下を経験しました。
近年は5月末ごろからしっかりした日除けを、用意した方がよさそうです。
私の方も分蜂が一段落した、京都より気候がよいので5月中旬から行っています。
④ 東側に建物の黒い壁、西側に椿の生垣があり、ほとんど日の当たらない所でしたが、よく晴れた夏の夕日が黒壁(巣箱より高いところ)に当たり、巣落ちしました。
私も日よけはしていたの巣箱ですが、日の入りが日の出の太陽光の入射角まで計算に入れないので、西日のあたりが強く巣落ちしました。
⑤ 使用している巣箱の巣門部分は、上下が鉄製で間隔は6㎜とスズメバチは入れない構造にしています。しかし、数年前 厚さ35㎜の重箱の板の小さな節穴から中に入られ逃居しました。
板にある節はドリル等で腐ったところを取り除き、シリコンを詰めて使用していますが、見落としがあったようです。
これは、考えもしませんでした。私の巣箱も死に節は一応確かめていますが、ご指摘のことで、再点検する必要が生じました。
⑥ 西洋の巣箱に入った分蜂群れを、保護捕獲と同じ方法で重箱式に移しましたが、失敗して逃居しました。
西洋の箱の中に巣枠が数枚乱雑に入っていたため、巣板が非常に複雑になっており、移動に時間がかかったため、ミツバチに嫌われてしまいました。
小山さんは西洋も飼ってみえるのですね。私は待ち箱に入居した西洋や日本ミツバチの巣箱を乗っ取った西洋コロニーは、知り合いにの西洋飼育者に引き取ってもらっています。
本当に有益な情報提供誠にありがとうございました。
2017/3/6 07:23
いつも、みなさんの、お知恵を拝借させていただいています。感謝感激です。(^^)/~~~ 新たな事実や発見を取り入れ、データや経験や勘とすり合わせながら、良い方向...
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ハッチ@宮崎
宮崎県
昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
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小山
京都府
野生の二ホンミツバチが好んで営巣する、樹洞や民家の床下の環境に出来るだけ近い巣箱の製作を心がけ、二ホンミツバチに快適に営巣してもらえるように日々努力しています。...
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やまんちゅ
山口県
山口県でキコリをしております。 今年は4群れの越冬に成功しました、長く居てもらえる様大切にしたいと思っています。
suzuryu
鹿児島県
福岡県福岡市に在住し、1から2か月に1回指宿に帰りミツバチの世話をしています。経験年数はまだ少なく、毎日が経験の積み重ねです。4月に分蜂し確保した巣箱を今月(2...
Jナイ
三重県尾...
2018年夏は蜂飼育の難しさを痛感する年になりました。台風対策が悪かったせいで落下事故、巣落ち後の不手際、原因不明の消滅で3群を失いました。飼育続行の気力がわい...
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