きれいな蜜蝋を取ろうとすると蝋が容器に多く付いたり蜜蝋が少ししか取れません。容器などポイントを教えてください。
一般的には巣屑に水を加え、煮出したものを熱いうちに網や布で濾し、上澄みが冷えて固まったもの(蜜蝋)を取り出す方法がとられていると思うのですが、近年、私は太陽の熱を利用した「蜜蝋抽出器」を使っています。
外観はこんな感じです。
ダンボール箱の内側にアルミホイール(百均)を貼り、アルミトレー(百均)の底に釘等で穴を開けます。その上に網を置きます。全面でなくても、穴の上に空間を確保し、蝋が流れやすくする為です。
「玉ねぎネット」等に入れた巣屑を置きます。
下部にはタッパー等の容器を受けておきます。
ガラスの蓋を置き、熱気が逃げないようにします。
蜜蝋は65℃以上で液化し流れ落ち、タッパーに落ちたらすぐに固まります。一緒に流れ落ちた残った蜂蜜は液体のままです。この蜂蜜は65℃以上の温度を受けて酵素が破壊されている可能性があるので、他の蜂蜜とは一緒にしないほうが良いです。栄養素が少なくなっているだけで味などは変らないので食用に全く問題はありません。
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活動場所 :高知県四万十川裏源流地域海抜600メートル