投稿日:2017/11/11 22:19
今年に自然の垂れ蜜で採蜜をし、残りのミツバチの巣を冷蔵庫に保管をしています。
今年入居をしていない重箱式の巣箱が現場にそのまま追いてあります。
来年の準備に、冷蔵庫に保管してある巣を加工して巣箱に塗布したいと思っていますが、どのように加工すればよいのでしょうか。細かくして、何かと混ぜ合わせ塗布すればよい良いのでしょうか。
※この質問はお客様からいただいた質問を代理で投稿させていただきました。
巣の状態にもよりますが、もしたれ蜜をとった巣が切れ目が入っているだけで大変綺麗な状態であれば、巣についているハチミツを洗った後に手などで固めれば、そのまま巣に塗ることもできると思います。
多くの場合、ゴミもある程度混ざっています。重箱式巣箱でハチミツを圧搾した場合、半分以上がゴミです。あとで紹介する動画では、500gから180gの蜜蝋と少々の蜜、かす(ゴミ)300g。
春にそのまま巣箱に塗りつけてもいいですし、より使いやすくするならミツロウの塊を作ることもできます。
ミツバチの搾りかすを、お湯に入れると、ロウだけが浮いて来ます。ミツロウの融点は65度前後です。
そのまま固めると、ミツロウの塊ができます。これを巣箱に塗ってください。
ミツロウは、加熱しすぎると黒く変色したり、さらに加熱すると燃えて火事の原因にもなりうるのでその点は十分に注意してください。
また、器具や服についたミツロウは、中々取れませんのでご注意ください。専用の鍋や器具を使われることをお勧めいたします。
搾りかすを加熱すると異臭がするので、屋外での作業が望ましいです。
ミツロウの作り方については、次の動画で紹介しています。
量が多いため、釜を使っていますが、少量であれば家庭用の鍋でも作れます。(ただ、鍋は一度ミツロウを作ると汚れるので、安い鍋を使ってミツロウ専用にされるのが良いです。)
また、温度をちゃんとコントロールできる器具であれば、水を使わずにミツロウだけを溶かすこともできます。
最近は次の動画のホットプレートを使った方法で行っています。
繰り返しになりますが、ガスなどの直火では温度が上がりすぎてミツロウが燃える可能性があるので、直火の場合は必ず水を使った方法で行ってください。
2017/11/11 22:23
2017/11/12 06:47
管理人
京都府
運営アカウントです。このアカウト削除予定です。 廃止については次のページでご案内しております https://38qa.net/blog/381048
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昭和59年10月4日、人家の壁内に営巣していた日本みつばち群をラングストロス(巣枠入り)巣箱に収容して以来、飼育を継続しています。翌昭和60年の春からは生態比較...
國高
徳島県
2014年から始めました。山に囲まれていますので、主に自宅周辺に巣箱を置いています。ニホンミツバチと共に豊かな自然環境になることを願っています。