9月中旬までの暑い時期や稀に暑い日があると巣門前で多数のみつばち達が旋風して巣箱内部の温度を下げていましたが、10月中旬以降はそれも全く見えず、むしろ蜂塊で温度低下を防ぐことばかりでした。ところが、先々週あたりから深夜にもかかわらずブーンと羽音が次第に聞こえ始め、今週になってからは終日旋風と巣門を齧る蜂が見られるようになって帰巣蜂の妨げとなっています。このような状況から何のために旋風したり巣門を齧ったりしているのでしょうか、お教え願います。動画撮影時は11月29日 9:10頃、曇天、気温13℃でした。
巣箱は内寸240×240×150、板厚30㎜、5段の重箱で蜂塊が4段目にかかりつつあるところと2段目がようやく埋まったところと偏りがあります。10月になってからは結露も酷くて巣箱外部にも水分が染み出しています。
出入りするみつばち達を観察していると、11月上旬までは午前・午後を問わずに花粉団子の搬入が頻繁に観られていましたが、11月中旬以降は午前中は9割以上が花蜜を午後からは花粉を持ち帰ることが8~9割と逆転しています。
旋風蜂の目的
S1:巣箱内部の温度低下
S2:巣箱内部の湿度軽減
S3:貯蜜の糖度アップ
S4:その他
巣門を齧る蜂の目的
K1:巣門が狭くなったための巣門拡張
K2:何らかのストレス解消
K3:その他